FIFAが酒井をバルサの名手に例えて紹介「柏の誇るヤングスター」

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 8日に行われたクラブ・ワールドカップの開幕戦で、開催国代表のJリーグ王者・柏はオセアニア代表のオークランド・シティと対戦。2−0で勝利を収めた。この試合で先発出場し、後半途中までプレーした柏のDF酒井宏樹らをFIFA(国際サッカー連盟)が公式サイト上で特集している。

 FIFA公式サイトは、柏の下部組織出身である酒井とMF茨田陽生を「柏の誇るヤングスター」と紹介し、酒井については、同じくクラブ・ワールドカップに参戦中のサントスからオファーを受けていることに触れながら、そのプレーの持ち味に言及。「守備と攻撃のダイナモ。恵まれた身体を生かしたブラジル仕込み(酒井は2009年にブラジルへの短期留学を経験)の攻撃参加は、“日本版ダニエウ・アウヴェス”と表現できる」と、バルセロナに所属するブラジル代表DFを例に出して、酒井のプレースタイルを取り上げた。

 また、茨田については、「中盤センターで攻守のバランスを取るかじ取り役」と紹介。レアンドロ・ドミンゲス、ジョルジ・ワグネルという2人のブラジル人MFが自由に攻撃できる陰には茨田の存在があると分析している。

 開幕戦で勝利した柏は、11日に行われる準々決勝で北中米カリブ海代表のモンテレイと対戦する。

[写真]=兼子愼一郎

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