東京モーターショーには数多のクルマが集結していますが、四輪車・二輪車に関連するものなら何だって集まっています。というわけで見つけたのが工具メーカーのブース。家の工具箱には入っていないようなおもしろ工具を見かけたりしたわけですが、中でも一般家庭では使い道がなさそうながら自動車整備をする人なら必携のアイテムデジタルレンチはとても興味深いアイテムでした。

KTC京都機械工具ブース

ずらっと並んだキャビネットの数々。

そんな中に展示されていたのがこれ、デジラチェです。レンチにデジタル計がついていて、人がレンチを締めたときの強度が表示されます。また、最初に締める強さを決めておくことも可能です。

実際に使っているところを見せてもらいました。強度はPCで記録できるので、手作業によるミスをなくし、製品をどのように作ったのか正しい記録を残しておけます。これにより、納品の時のトラブルを回避することもできるようになります。パソコンへ飛ばせる距離は障害物ありだと20mぐらい、障害物無しなら60mぐらい。

KTC「デジラチェ」でトルクをかける - YouTube

本体側では、設定したトルクまで締めると音が鳴るようになっています。

KTC「デジラチェ」本体アップ - YouTube

いろいろなタイプのデジラチェ。

こちらは絶縁工具。ハイブリッド車の整備をする際、誤って電気が流れると大変なことになるので、このような工具があります。

工具を入れるチェストにもいろいろあります。

家にも一つこんなチェストが欲しくなりました。ちなみに、小さなツールセットだと3万円ほどですが、多数の工具の入ったセットになると10万円を越えるものもあります。

今度は東日製作所へ。

ここにも多くのデジタルレンチがありました。

デジタル表示のもののほかに、ダイヤル表示のレンチも。

トルク管理システムがあれば、ちゃんと規格通りに締めているかぱっと管理可能。

レンチの検査にはトルクレンチチェッカを用います。

こういった、見た目は地味なアイテムの技術もしっかりと開発されているからこそ、最新鋭のクルマがどんどん作られ、安心して乗っていられるというわけですね。好事家ならずとも一顧だにする価値アリです。

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