(写真)市から毛布、米などの支援物資を受け取った在宅被災者=30日、岩手県宮古市、市総合体育館

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 自宅に住む被災者や、アパート、借家など家賃補助を受ける「みなし仮設」住宅の被災者を中心にした支援物資の配布会を、岩手県宮古市が11月29日から3日間の日程で行っています。

 対象は自宅が半壊以上の世帯で、現住所を記載した罹災(りさい)証明書の提出が求められます。同市が仮設住宅に暮らす被災者以外を優先して物資の配布をするのは初めて。日本共産党の宮古市議団は、このような被災者への公的支援を一貫して求めてきました。

 同市は米11トン、毛布約5千枚などを用意。会場は同市の総合体育館で、初日には1527人が訪れ、30日も多くの被災者が受け取りにきました。

 宮古湾に面した地域に住む女性(69)は「冷蔵庫も電気製品はみんなだめになってしまったけれども、支援がないので自分でそろえ、家も直して住んでいます。こうした支援を受けるのは初めて。毛布などもらって助かった」と語りました。

 床上浸水だったという70代の女性は「孫の冬物衣類があったらと思ってきました。私たちは置き去りにされていた感じを持っていた。市がオープンにやってくれるのはありがたい」と話していました。

 「今後も続けてほしい」「もっと在宅被災者にも目を向けてほしい」との要望も聞かれました。