６日に予定されていたセリエＡ第11節のジェノア対インテル戦は、ジェノアの本拠地ジェノヴァが豪雨による被害を受けていることから延期されることに決まった。リーグ戦中断期間を生かし、困難に陥った序盤戦からの巻き返しを図るインテルMFハビエル・サネッティは、次のように話している。

「スタートは難しくなった。監督交代や、準備の問題があったり、重要な選手たちが長く離脱したりと、理由はいろいろだ。それに、いくつかの試合では不運でもあった。でも、終わったことは終わったことだ。今は僕らが挽回しなければいけない」

「でも、強調しておきたいのは、チームは常に努力しているということだ。つまり、まだあらゆることが可能ということだよ。いろいろなことがあったように思えるけど、実際にはまだシーズンの序盤でしかないんだからね」

サネッティは補強の可能性に扉を閉ざすことはしなかったが、現在のチームへの信頼も強調しており、必要であれば自らベンチに座ることも辞さないと語った。

「中盤の補強？　会長とクラブは若手にも大きな投資をしてきた。より強いチームをサポーターにプレゼントするために、彼らが身を引くことはない。でも、僕らが年老いたグループだと言うのはやめてくれ。それから、一部の派閥の選手が常に試合に出ることになっている、なんて言うのもね」

「それは事実じゃないし、いつか僕の番が来たら、僕はベンチだろうがスタンドだろうが問題なく座る。そうすることがチームを助けるために必要なら、僕はやるよ」

一方で、サネッティは自らの今後について、「常に練習する必要がある。そうじゃないと、ほかよりも走れなくなるからね。調子は良いし、そう感じているうちはプレーを続ける。引退？　まだあと何年かはプレーさせてくれよ。それからどうなるかを見ていこう」と話している。

なお、ジェノア戦について、リーグ側は７日に代替日程を決定する予定となっている。