24日、中国外務省の盧沙野アフリカ局長が仏誌のインタビューで「(リビアの)カダフィ大佐は中国の友人ではない」と手のひらを返すような発言をしたことに国内のネットユーザーが反発している。写真は反カダフィ体制派の旗が掲げられた在中国リビア大使館。

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2011年10月24日、台湾紙・中時電子報は、中国外務省の盧沙野(ルー・シャーイエ)アフリカ局長が仏誌のインタビューで「(リビアの)カダフィ大佐は中国の友人ではない」と手のひらを返すような発言をしたことに国内のネットユーザーが反発していると報じた。

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記事によると、盧局長は「カダフィ大佐は中国の友人ではない」とした上で、「西側の首脳たちこそ、彼を上客扱いし、良い関係だった」と指摘した。これを知った中国のネットユーザーは「中国はカダフィ大佐率いるリビア軍を強力に支援し、西側諸国の空爆を非難したではないか」「2002年に当時の江沢民(こう・たくみん)国家主席がリビアを訪問した際、『カダフィ大佐は親密な友人』と言っていたはずだが」と政府の“錯乱ぶり”を批判。

このほか、「空爆された時、リビアには3万を超える中国人がおり、投資総額は200億ドルを超えていた。それでも、友人ではないというのか?」「カダフィ大佐が友人ではなく、空爆した西側各国も友人ではない。中国に友人はいるのか?」と矛盾を鋭く突く声が目立った。

また、中には「大佐は最後まで国外逃亡を考えなかった。独裁者だったとはいえ、彼は祖国を売るような真似はしなかった」との称賛も。さらに、中国外務省のひどい「手のひら返し」に対し、「これで中国の政策が『ブレブレ』だということが分かっただろう。では、北朝鮮の金さん、シリアのアサドさん、ベネズエラのチャベスさん、キューバのカストロさんはどうするのか?」と皮肉る声も聞かれた。(翻訳・編集/NN)