ディープ以来、史上7頭目の三冠達成なるか。菊花賞、オルフェーブルの死角
「もし今年も前半がハイペースで、オルフェーヴルが早仕掛けになり、ゴール前で甘くなるようだと、その後ろにいる馬たちに漁夫の利が転がり込む可能性はあります」(長谷川氏)
その場合、浮上するのは、前半ハイペースのセントライト記念(GIII)を圧勝したフェイトフルウォーと、ここ2戦、連続してオルフェーヴルの2着のウインバリアシオン。特に後者は前走がプラス18kgと太め。今度は絞れるし、もしオルフェーヴルに何かの見込み違いがあれば、その後ろで「スキあらば」と狙う安藤勝己は脅威だ。
最後に、オルフェーヴルの主戦、池添騎手に三冠達成への手応えを直撃した。
「神戸新聞杯が強い競馬だったように、馬は確実にパワーアップしています。馬についての心配は何もありません。僕がちゃんと乗れば結果もついてくるはずです」
10月23日、日本の競馬史に新たな1ページが加わるか。
(取材・文/新山藍朗)
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