枝野新経産相「中小企業をいかに維持できるかがポイント」
枝野幸男新経済産業相は2011年9月12日夜、経済産業省内で会見し、鉢呂前経産相の後を引き継ぎ経産大臣となった就任の挨拶を行った。
枝野氏は会見冒頭、経産大臣の交代について、「福島県民の皆さまをはじめ、原発事故によって被害、影響を受られている皆さまに、経済産業大臣として心よりお詫び申し上げます」と謝罪。続けて、
「放射性物質または放射能による影響は、人にうつるということは科学的にございません。人の衣服などを通じて外の人に影響があるということも考えられません」と前任の鉢呂前経産相が発言したと報じられ、辞任のきっかけとなった「放射能うつる」「ほら、放射能」といった発言について、後任として釈明をした。
また枝野氏は、経済産業相として「人口減少社会、少子高齢社会における経済のあり方というものを抜本的に見つめた21世紀の経済のあり方を生み出していきたい」とした上で
「中小企業をいかにして国民生活を支える"骨太の柱"として維持できるかが大きなポイントとなる」と語った。
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http://live.nicovideo.jp/watch/lv63588242?po=newslivedoor&ref=news#14:10
(丹羽一臣、土井大輔)