レギュラーシーズンを終了し、プレーオフラウンドに突入しているヨーロッパ各国リーグ。その中で、唯一ポストシーズンが始まっていなかったフランス・エリートリーグの日程が、ようやく発表されました。

 レギュラーシーズンの、勝率上位6チームまでが参加するプレーオフ。1回戦(8月27、28日)ではまず、首位セナート・テンプライアーズと2位サヴィニー・ライオンズがシードとなり、3位から6位のチームが3戦先勝制(先に2勝した方が勝ち抜け)のシリーズを戦います。組み合わせは、モンペリエ・バラクーダーズ-ペサック・パンサーズ、ローエン・ハスキーズ-ステード・トゥールーズとなります。

 1回戦が終了すると、今度はシード2チームも加えた準決勝(9月10日〜11日、17〜18日)に。テンプライアーズがバラクーダーズ-パンサーズの勝者と、ライオンズがハスキーズ-トゥールーズの勝者と、それぞれ5戦先勝制(先に3勝した方が勝ち抜け)で対戦。その勝者同士が、9月1〜2日、 8〜9日に行われるファイナルに進出することになります。こちらも5戦先勝制で、第4戦までもつれ込んだ場合は、別途日程が用意されることになります。昨年度は2次リーグ方式で行われた、フランスのポストシーズンですが、今季はトーナメントからリーグ方式に変更したオランダとは逆に、トーナメントで争うことになります。

 一方、既に出場チームが出そろった、イタリア・IBLファイナル。現地26日に開幕するシリーズの日程も、ついに明らかになりました。こちらは、 MLBのワールドシリーズや、NPBの日本シリーズと同じ7戦先勝制(先に4勝した方が優勝)。第1戦と第2戦(27日)、第6戦(9月9日)と第7戦 (10日)はサンマリノのホームで、9月1日から3日まで行われる第3戦から第5戦までは、ネットゥーノのホームで行われます。イタリア一野球が盛んな街として、熱いファンも多いネットゥーノ。一方、IBLで唯一の外国チームとして参戦するサンマリノ。今年のスクデット(優勝杯)を手にするのは、いったいどちらのチームか?熱戦に期待しましょう。