マイクロソフトが次期OS「Windows 8」でUSB3.0を正式サポートすることを明らかにしました。

USB2.0の10倍にあたる高速転送を実現するUSB3.0ですが、爆発的に普及すると見込まれる反面、従来のインターフェースとの互換性が課題となっているようです。

Building robust USB 3.0 support - Building Windows 8 - Site Home - MSDN Blogs

マイクロソフトが運営している、アプリケーションを作成する開発者を支援することを目的としたサイト「MSDN(Microsoft Developer Network)」の公式ブログによると、同社は次期OS「Windows 8」においてUSB3.0をサポートすることを決定したそうです。

USB3.0はUSB2.0の最大10倍の転送速度を実現するもので、2015年にはすべてのPCがUSB3.0ポートを搭載し、同年には20億のUSB3.0端末が販売されるとみられています。

これがUSB3.0の普及予測。Windows 8がリリースされる2012年には加速度的に普及し、2013年には9割近くがUSB3.0対応になるという驚愕の内容に。

USB全体に対する各規格の割合見通し。USB2.0は2011〜2012年をピークに割合が減り始め、USB3.0が一気に台頭すると見込まれています。

なお、マイクロソフトはUSB3.0について、サポートを決定すること自体は容易であったものの、「現存するUSB機器との互換性を損なわない」というのが大きな課題であることを明かしており、その理由として、既存の数十億の古いUSBデバイスへの対応状況を確認しながら仕様書に沿う形でUSB3.0に対応させるためにOSの開発を行うことが困難であることを挙げています。

マイクロソフトが公開したUSB3.0とUSB2.0の速度比較ムービー。USB2.0でファイル転送を先に開始したにもかかわらず、USB3.0での転送が一気に追い抜いて圧倒的勝利をおさめる……という、USB3.0の優位性をまざまざと見せつける内容です。

マイクロソフトによるUSB3.0とUSB2.0の速度比較 - YouTube

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