熱帯夜、快適に眠るにはどうしたらいいか? 秘訣を教えます

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 8月10日、総務省消防庁が発表したデータによると、7月に熱中症で搬送された患者が1万7963人と過去最高となったことが分かった。8月に入り、一時暑さが和らいだものの、再び気温は上昇。節電と併せ、寝苦しい夜が続いている。

 熱帯夜でもぐっすり眠れて夏バテにならない秘訣はあるのか。生活情報サイト「All About」の『睡眠・快眠ガイド』を担当している坪田聡医師が教えてくれた。

●睡眠時、部屋の環境は?
「まずは湿度です。快適な湿度は50〜60%。これは湿度計で確認して、エアコンで調節します。ただし“ドライ機能”を使うと夏場は電気代が高くなるので、“冷房”で調節してください」

●室内の設定温度は?
「26度です。裸で寝る場合は29度。エアコンだけでなく、扇風機を併用して、室内の風を停滞させないように。扇風機の風は天井、またはエアコンの送風口へ向けることで効果を発揮します。睡眠前には水分補給を行なってください」

●快眠用のオススメグッズは?
「夏場は頭部を冷やすことも重要なので、氷枕などは効果がありますね。冷えすぎる場合は、竹や籐(とう)の素材を使った枕がオススメです」

●これだけ試しても快眠できない場合の対処法は?
「昼寝をして睡眠のリズムを整えましょう。12時から15時の間で約20分間寝てください。その直前にホットコーヒーを飲むと、目覚めもスッキリしますよ」

■モデル/喜屋武ちあき(取材/大野智己、撮影/山形健司、スタイリング/平 健一)


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