もはや大筋は決まったようだ。インテルFWサミュエル・エトーは来週、アンジ・マハチカラへ移籍するだろう。さらに、アンジは事を急いでおり、21日に行われるディナモ・モスクワとのリーグ戦でエトーをデビューさせる準備を進めている。

インテルとアンジは13日も残されたわずかな開きを埋め、話をまとめるべく、交渉をしているはずだ。もはや金額だけの問題となっており、インテルの要求は3000万ユーロ(約32億8000万円)だが、アンジのオファーは2500万ユーロ(約27億3000万円)となっている。2700〜2800万ユーロ(約29億5000万〜30億6000万円)あたりでまとまるだろう。

ただし、エトーの移籍が17日より前になることはないはずだ。イタリアはこの週末から祝日で、レーガ・カルチョに契約書の亭主をすることができないからである。

エトーとアンジの契約は複雑なものになるようで、クラウディオ・ヴィゴレッリ代理人は11日、肖像権やボーナスも含めた詳細について決めるべく、アンジの代表取締役と会っている。契約にはモスクワの家や、母国カメルーンへ移動する際の飛行機まで含まれているようだ。

エトーは13日にカメルーンで記者会見を行う。だが、この場で彼がロシア移籍について話すことはあり得ないだろう。

一方で、FWディエゴ・ミリートは12日、イタリア『スカイ・スポーツ』に対し、「確実に僕は残るよ。インテルの選手なんだ。あと3年の契約があるし、ここではとてもうまくいっている」と残留を強調している。

「僕はこの上なく落ち着いている。いろいろと言われていることには笑ってしまうね。まるでここから全員がいなくなろうとしているみたいじゃないか。でも、それは事実じゃない。僕はすごく幸せだし、何度もそう言ってきた。このクラブのおかげさ。チームメートたちと素晴らしいシーズンを過ごしたい」

ミリートの移籍に関する噂には、古巣ジェノアへの復帰も含まれている。だが、ミリートはこれについても「僕もその噂は聞いたよ。サッカーでは何が起きるか、決して分からないものだけど、僕はインテルの選手なんだよ」と一蹴。エトー移籍の可能性については、こう続けている。

「噂が具体的なものになるのを待とう。とても大きな損失になるだろうね。彼は偉大なカンピオーネだからだ。来シーズンに向けて、自信を感じていることに変わりはない。僕らには強い組織があるし、たとえ誰かが移籍したとしても、別のカンピオーネが加わるだろう。ここインテルにいる全員が前を見ているんだ。サミュエルが移籍するのかどうかを待とうじゃないか。でも僕らは、自分たちに強いグループがあり、今後に向けて自信を与えてくれることを知っている」