ロシアではインテルFWサミュエル・エトーの移籍が迫っていると見ているようだ。『Lifenews.ru』は、「エトーがアンジ・マハチカラとサインするところ」だと報じている。これによると、アンジは4000万ユーロ(約43億7000万円)の移籍金でインテルを納得させ、エトー本人とは手取り1500万ユーロ(約16億4000万円)の3年契約で合意に至ったという。

エトーは13日にカメルーンで記者会見を開く予定だ。彼は現在、自身の基金設立のためにガボンを訪れている。ガボンのボンゴ大統領が「私がエトーをここに連れてくるかもしれないね」と述べると、エトーは「それも可能だ」と笑って返答。さらにボンゴ大統領が「彼はロシアに行くと言われているが、その前にアフリカの暑さを楽しみに来たんだよ」と続けると、今度はコメントをすることを避けた。

『Lifenews.ru』は、エトーとアンジの契約はすでに詳細が決まっているが、サインするのはメディカルチェックを終えてからだと報じている。エトーのアンジ移籍に関して確かなのは、今週に入ってアンジ関係者がミラノ入りし、2日間にわたってインテル幹部との会談に臨んだということだ。つまり、アンジはエトーを望み、インテルはオファーを検討しているということである。インテルがオファーを受け入れたのかどうかは、まだ分からないところだ。

いずれにしても、インテルはエトーが移籍した場合の代役探しに動いている。アンジと合意したわけではなくとも、空手で終わるわけにはいかないのだ。ターゲットは、マンチェスター・シティFWカルロス・テベスとナポリFWエセキエル・ラベッシだ。

インテルがより望んでいるのはテベスだが、マッシモ・モラッティ会長は10日にナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長に電話し、正式にラベッシ移籍に関する交渉を始めた。モラッティ会長は約1500万ユーロの移籍金に加え、FWゴラン・パンデフを譲る用意があると申し出ている。だが、デ・ラウレンティス会長は交渉を終わりにはしなかったものの、このオファーは受け入れなかった。

ラベッシにはチェルシーも関心を寄せている。そのため、デ・ラウレンティス会長は10日、同選手の代理人であるアレハンドロ・マッツォーニ氏と話し合った。ラベッシの契約には3100万ユーロ(約33億9000万円)の解除金が設定されており、ナポリはできるだけ高額の移籍金を手にしたいと望んでいる。

ただ、最近になって両者の関係にひびが入ったことが影響するかもしれない。実際、現実的な移籍金は2000〜2500万ユーロ(約21億9000万〜27億3000万円)とも言われている。