27日の対ロッキーズ戦に先発登板し、6回を投げて1失点に抑えたものの、例によって打線の援護に恵まれず、13敗目を喫した黒田博樹について、ドジャーズのネッド・コレッティGMがトレードの方向で考えていることを明らかにした(7月29日付公式HP)。

 コレッティGMは「クロダのためになり、彼が納得できて、我々にとってもメリットのある交渉をしたいと考えている。条件が合えば、あとはクロダの判断を待つだけだ」とし、ドジャーズでは報われない右腕にポストシーズンで投げられるチャンスを与えたいのだと述べた。

 黒田と交換する用意のある選手名をドジャーズに提出した球団はヤンキース、レッドソックス、インディアンス、タイガース、レンジャーズだといわれていたが、すでに2、3球団に絞られているという。

 。黒田がトレード拒否権を行使するつもりだったのなら、トレードの噂が出た数週間前にはっきりと意思表示していたはずで、そうしていないということは、納得のいく移籍ならば受け入れるということだろう。

 黒田本人はトレードについて「間違って受け取られると困るので、なにもいいません」と、ノーコメントを繰り返すのみだが、試合後に「トレードについて考えないといけないかもしれない」とも発言している。

 ドジャーズは将来有望な若手、即戦力の捕手、強打者、先発投手のいずれかを求めている。コレッティGMは、土曜日にも移籍先を黒田に示したいと考えていると述べた。「期限ぎりぎりに知らせるつもりはない。考える時間を与えたい」

 GMは「わたしはクロダをリスペクトしている。ドジャーズに入団してからの4年間を思い起こすと、数々の大きな試合でマウンドに立っていたのはクロダだった」と、黒田への信頼感を強調した。