PSGがシソコとシリグを獲得 パストーレの移籍も時間の問題か
ガラタサライへMFフェリペ・メロを放出したのに続き、ユヴェントスがまた一人選手を売却したようだ。MFモモ・シソコのパリ・サンジェルマン(PSG)移籍が実質的に決まったのである。PSGのレオナルドSD(スポーツディレクター)が同選手のことを気に入っており、27日、同SDは約800万ユーロ(約9億円)の移籍金で交渉をまとめたようだ。
さらに、PSGはパレルモGKサルヴァトーレ・シリグも獲得した。PSGはアヤックスとの争奪戦を制し、350万ユーロ(約4億円)の移籍金でイタリア代表GKを確保している。レオナルドSDは27日の会見で、補強に関して「我々はすでに5人の重要な選手を獲得した。だが今のところ、GKが不足している。このポジションをカバーすることが、我々の優先事項となった」と話している。
なお、パレルモは代役としてキエーヴォGKステファノ・ソッレンティーノを狙っているが、キエーヴォは同選手の慰留を諦めていない。キエーヴォのジョヴァンニ・サルトーリSDは『ラジオ・マナ・マナ』の中で、次のように話している。
「ソッレンティーノが移籍? 今のところはまったくそんなことはない。彼についてはあらゆることが噂されているが、我々の立場は彼が売却不可能だということで変わらないよ。放出は終わったと言える。パレルモからの関心はあったし、今もあるけど、我々にとって(放出は)ない。ハイレベルな代役がいない限り、ソッレンティーノを売ることはできない」
また、PSGはパレルモとMFハビエル・パストーレについても話しており、レオナルドSDがこのように認めた。
「私がパレルモの会長と最高の関係にあるのは事実だ。だが、パストーレや(アレクシス・)サンチェス、ガンソ、(エデン・)アザール、ネイマールといった選手たちは、誰だって欲しくなる選手たちだよ。我々は自分たちにある可能性に関して動いているが、特に我々のプロジェクトを信じてくれる選手たちを連れて来たいと思っている。私は10日前からここにいるが、我々は良い道にいるね」
なお、パストーレについて、パレルモのマウリツィオ・ザンパリーニ会長がイタリア『スカイ・スポーツ』に対し、「話すのは売却してからだ。今は交渉をまとめているところだよ。時間の問題だ」と語った。同選手にはPSGのほかにチェルシー、イタリア国内ではローマとナポリが関心を抱いているが、チェルシーがわずかにリードしている。
また、カターニアのピエトロ・ロ・モナコ代表取締役は『ラジオ・キス・キス・ナポリ』に対し、「(マティアス・)シルベストレがパレルモに? 彼らは非常に進んでおり、明日から明後日のうちにまとまるかもしれないと思っているよ」と明かした。一方で、同代表取締役は「シルベストレのこととは別に、(パレルモFWダヴィデ・)ランツァファーメはカターニアに来る」とつけ加えている。