トッテナム・ホットスパーの司令塔、ルカ・モドリッチ(25歳)獲得を目指すチェルシーが、オファー内容を改善して再度アタックするようだ。

すでに一度トッテナムからオファーを拒絶されているが、チェルシーはモドリッチを諦めきれない様子。他方、移籍を志願するモドリッチも、トッテナムのダニエル・レヴィ会長から、“移籍に固執すればトッテナムでベンチにずっと座らせると脅迫された”と激白して、両者の信頼関係も悪化、モドリッチを巡る移籍話は泥沼化の一途をたどっている。

ハリー・レドナップ監督は、モドリッチがチームの練習に参加できず、一人でトレーニングせざるを得なかったとの報道を否定した上で、「最後は会長次第だ。選手の移籍、獲得といった決断を下すのは会長なのだ。私はもちろんモドリッチを失いたくないが、今は非常に難しい状況にある。モドリッチは最もファンタスティックな選手。チェルシーが条件を上げて再度オファーするつもりなら、私もそうする必要があると思う。チェルシーの提示した金額(1度目は2200万ポンド、約28億円)を考えれば、その提案は冗談としか受け取れなかった。我々は彼を慰留する必要があるからなおさらだよ」とコメント、モドリッチ残留を望むも、最終決断を下すのはレヴィ会長だとアピールしている。