――声優として演じるキャラクターは、どんなタイプが多いですか?

日笠:やっぱり最初は『けいおん!』という作品で、たくさんの方に知って頂いたきっかけがあって、黒髪ロングの気の強い女性みたいなイメージもあったと思うんですけど、最近は逆に、幼女とかチビッコが多くて(笑)。あとは元気な女の子がすごく多くなっていて。良い意味で段々と色々な役にシフトしていたり、幅がちょっとずつ広がっているのかなと思ったりすることがあって、やっていて楽しいですよね。色々なイメージに縛られないで、自分の中で幅を広げていく時期なんだろうなと思ってます。得意不得意はあると思いますけど、役を演じるというのは、自分とは違うもの、違う人間を演じることだと思うので。特に「このキャラクターしか出来ない」みたいなことはなくて、もっと色々な、人間じゃない小ちゃい生物とかやりたいなと思ったり。今後、男の子とかも出来たら良いなと。自分で限界を決めずに、色々なものに挑戦したいなと思いますね。

――ナンバー4には、ナンバー6という仲間が現れますが、日笠さんにとっての仲間とはどんな存在ですか?

日笠:基本的に一緒にお仕事をしている人ってみんな仲間なんですけど、アフレコやアニメのお仕事とはまた別に、ずっと一緒にユニットを組んだり、作品ごとにすごく大きなライブがあって、一つの目標に向かって一緒に練習したり作業するメンバーって、おのずとよく会うことにもなりますし、絆がすごく強くなるなと思いますね。

――ナンバー4は力の覚醒を機に、日常の幸せを諦めて運命を受け入れようと決意しますが、日笠さんが声優の仕事によって、日常の幸せを諦めたことはありますか?

日笠:旅行に行けなくなりました(笑)。旅行に行こうとなると、日帰りだと余計に疲れちゃうと思って行かないんですけど、今は生放送があったりで、連休を取るのが難しくて。実家に住んでいた時は、毎年夏とかお盆の時期に2泊3日で旅行に行っていて、現地の美味しい物を食べたりしていました。都会は高いビルがいっぱいあって空が狭かったりするので、北海道とか長野県とか空気が綺麗な所に行くとリフレッシュされるので。お仕事でロケとかイベントとかで遠出できるのが、私の楽しみの一つになってますね。

――ナンバー4とナンバー6はそれぞれ異なる能力を身に付けていますが、日笠さんだったしたら、どんなが能力が欲しいですか?

日笠:普段生活していて、人と戦うとか攻撃することって無いので、具体的に思いつかないんですけど、瞬間移動的なものがあったら良いなと思います。瞬間移動とか空を飛べたらすぐ現場に行けるとか、普通の生活を便利にするための能力しか思い浮かばなくて。朝起きて、普段あまりメイクしないので5分とかで終わっちゃうんですけど、そこから電車に乗っている時間があるんだったら、その時間寝ていて、瞬間移動でシャッ!と行けたら素敵(笑)。

――それでは最後に、本作は7月8日(金)に公開となりますが、これから映画を観る人へ向けて、メッセージをお願いします。

日笠:もちろん1回観ただけで内容も理解できますし、面白いんですけれども、何回も観たらもっと色々と細かい所に気付けるんじゃないかなと思ったんですよ。人の感情とか、すごく細かい設定が色々とあるので、より細かい所を気付けるんじゃないかなと思うので、何度でも観て欲しいです。みなさんも楽しみにして、色んな人に観て欲しいなと思います!

日笠陽子 プロフィール
2009年『けいおん!』の秋山澪 役で注目を集め、“放課後ティータイム”として「第4回 声優アワード」で歌唱賞を授賞。2010年7月放送の『世紀末オカルト学院』の神代マヤ役で、自身初となるアニメ主演を担当。
日笠陽子のひよっ子記 – ライブドアブログ

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