インテルは依然として新監督を探し続けている。21日夜、インテルはマッシモ・モラッティ会長とマルコ・ブランカTD(テクニカルディレクター)、ピエロ・アウジリオSD(スポーツディレクター)が会議を行っている。会議終了後、モラッティ会長は次のように話した。

「マーケットについて話すために会ったんだ。監督の件ですべてが止まってしまうことは望んでいない。とにかく、監督問題については今週でまとめるよ。私が好んでいるのは(フース・)ヒディンクだって? いや、そんなことを言うのは、ほかの人たちに対する侮辱になるだろう。今日、ブランカが(ジャンピエロ・)ガスペリーニに会ったと思う。ガスペリーニと(シニシャ・)ミハイロビッチの一騎打ちだって? いや、私は違う感覚を持っているよ」

また、モラッティ会長はフランス代表のローラン・ブラン監督についても言及し、「彼はフランス代表監督だから、コンタクトを取る上で問題がある。今の彼は経験を積んでおり、それを続けたいと望んでいるはずだ。連絡はしていないし、現時点ではそれをするのが正しいこととは思わない」と話している。

モラッティ会長は同日午後、「心配なんかしていないよ。しているのは君ら(メディア)だ」とコメント。さらに、「今日、決まることはない。ガスペリーニは有力候補? 頼むよ、それについては後から見ていこう。イタリア人かどうか? それも分かるさ」とも話していた。

一方、同会長はカペッロ監督について、「彼とコンタクトを取ったけど、イングランドサッカー協会(FA)が何としても彼を引き止めたいと望んだんだ」と、招へいに失敗したことを認めた。モラッティ会長がガスペリーニ就任説を否定したことで、フロントは別の監督の招へいに動いているかもしれない。

なお、そのガスペリーニ氏はイタリア『ANSA通信』に対し、「今日は話さない。数日後に連絡してくれれば、喜んで話を聞くよ」とコメント。あくまでも「数日後に連絡してもらいたい」と強調した。また、カペッロ監督の息子で、同監督の弁護士も務めるピエルフィリッポ氏は、英紙『サン』に対し、次のように話している。

「確かに父とインテルの間にコンタクトはあった。だが、彼はFAに残る。具体的なオファーがあった。間違いなく魅力的なものだったよ。カペッロ(監督)も惹かれたが、契約に忠実になり、それを全うすることに決めたんだ」

一方、ヒディンク監督の代理人であるセース・ファン・ニューフェンフイゼン氏は、「(インテル行きは)一つの可能性だね。だが、まずは彼らがトルコサッカー連盟と話さなければいけない」としている。