日本ダービーまで1週間と迫った22日、4月から発売されるようになった新馬券「Win5」で夢の配当が出た。なんと1億4685万円である。売れた票数は1208万7947票(1票100円だから売上は12億円あまり)で、的中は6票。売上の75%が払い戻しに充てられるから約9億円が6等分されて、この高額配当になったわけだ(JRAでは6月24日まで残りの25%中、国庫納付金の10%を除く全額を東日本大震災の被災地に寄付するという)。

 Win5は5重勝単勝馬券。JRAが指定した5レース(各場のメインレースを含む)の1着馬をすべて当てると的中となるものだ。簡単に思えるが、配当金を見ても解るように的中させるのは至難のわざ。しかし、運任せの宝くじなどとは違い、自力で勝ちそうな馬を選び的中すれば大金がつかめるのだから、競馬ファンにはたまらない馬券だ(馬の選択はコンピュータ任せの買い方もある)。

 今回の1億円馬券も1レース目は2番人気、2レース目は3番人気、3レース目は10番人気の伏兵馬が1着になったが、4レース目は2番人気。そして最後の5レース目となったオークスが7番人気だった。3レース目と5レース目に低人気の馬が来たから1億超の馬券になったのだが、なんとなく当たりそうな感じはある。

 筆者も外れてもともとの宝くじ感覚で少額を買って楽しんでいる。それでも4レースを当てたことがあった。配当が約50万円だった第3回目の4レース目で脱落したから、そう悔しくもなかったが、今回のWin5で5レース目まで残った人はさぞやドキドキしただろう。

 5レース目を迎える時点で残っていた、つまり4レース連続で当てていたのは543票。JRAは残り票数をネットで発表するし、この票数なら高額配当は確実だ。同じ組み合わせを一人で何点も買う類の馬券ではないから、500人あまりの人が固唾をのんでオークスを見ていただろう。

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