震災から間もなく2カ月を迎えるが、未だに収束のめどが立たないのが福島原発の事故だ。原発事故では、政府が指定している警戒区域や避難区域にいなくても、目でみることができない放射性物質により、不安を高めてるという人もたくさんいるだろう。

しかし、現代社会では放射性物質よりも危険なものは、意外と身近に多くある。

その一例が、パソコンや携帯電話だ。
これらはもはや私たちの生活に欠かせないものになっている。見渡せば、生活の中で常時身の回りに存在している。これらの通信機器が発するもの、それが電磁波だ。

日常では多くの人々があまり気にしていないが、どうやら確実に人体に影響を及ぼしているらしい。

今年2月にアメリカの専門誌『Journal of the American Medical Association』では、携帯電話の使用中は脳内のエネルギー消費が増えているという研究を報告している。

このレポートによると「携帯電話を当てている側頭部の方が、そうでないものに対して7%エネルギーを消費していた」ということだ。さらに人体へ与える影響については「小さいが無関係ではない」とまとめている。

イギリスでは2005年に政府諮問機関が「16歳以下の子供は携帯電話での通話を控えるべきだ」という報告書も提出されており、電磁波の問題は無視することはできない。


福島県でボランティア活動をしている友人から聞いた話がある。

原発の放射能汚染から逃れるために、福島から都内に避難してきたおばあさんがいた。だが到着して早々、電磁波による頭痛やめまいに悩まされたという。都内ではどこにいてもめまいがおさまらず、彼女はついに福島に帰っていった。


もちろん、実際に電磁波による不調を感じるケースには個人差があり、日本国内でも対応はペースメーカーを利用している人などへの配慮にとどまっている。

私たちの周りにある、見えない危険は放射線だけではないのだ。

今回の福島原発事故による放射線の問題やユッケによる食中毒の事件にも言えることだが、とかく日本という国の対策はのど元過ぎれば・・・という感は否めない。話題となったときは政府もマスコミも取り上げるが、その後の放置ということも少なくない。

正しい情報と継続的な調査と対策により安全な生活を守る努力は、その場限りではない取り組みをしてほしいものだ。


Cellphone Radiation Increase Brain Activity
http://www.wired.com/wiredscience/2011/02/cell-phone-brain/

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