経営コンサルティングのリンクアンドモチベーション(東京・中央区)では、2011年に企業へ入社する新入社員に対しアンケートを実施、新人の「会社選び」の基準、そして仕事へのモチベーションが上がる状況について調査した。

   これによると新人が今の会社を選んだ理由としては「評価」「安定」といった「待遇の魅力」よりも、「やりがい」「意義」など「仕事の魅力」と答えた人が多く、モチベーションが上がる場面としては、「ありがとうの言葉をかけられたとき」「仕事を通しての貢献を実感したとき」の割合が高かった。

   それとともに社内に「憧れの存在」や「マネしたい上司や先輩」を求めている新人が少なくなく、逆に「高業績者を集める」「有望人材を選抜研修する」といった手法や、「習慣化された決まりごと」「学びの振り返り」といったルーティン作業には新人があまり魅力を感じていないこともわかった。

   この結果を受けてリンクアンドモチベーションでは、新人のモチベーションを上げるため「ロールモデル効果」と「サンクス効果」を活用することを提案。具体的方法として、新人に対して「あの人のようになりたい」という憧れの先輩・上司を示すこと、また月に1度「ありがとう」という感謝の気持ちを交換しあう場を設ける、新人に自分の仕事がどのように顧客や職場に貢献しているのかを実感させる、といったことを挙げている。

   調査は同社が提供する新入社員研修の受講者1475人を対象に、3月29日〜4月10日にかけ実施。<モノウォッチ>

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