【ニコニコ動画】「1ドットが足りない!」 高橋名人が語るファミコン時代の苦労とは?
現実と見間違えるほど精細なPS3の3Dグラフィックや、3DSの3D立体視など、今やゲームの映像表現は多彩を極める。しかし、その始まりは「ドット絵」だった。
粗い点だけでいかにキャラクターなどを描き分けるか──。そこには職人的な技術が必要だ。当時のエピソードを高橋名人が明かした。
毎週水曜日、ニコニコ生放送で放送しているゲーム情報のバラエティ番組『ゲッチャ』。番組には、高橋名人が司会を務める「高橋名人世代!」というレトロゲームの紹介コーナーがある。4月13日には、1986年にハドソンが発表したアクションゲーム『ドラえもん』を紹介した。
「ゲッチャ」は、毎週水曜、夜8時30分からニコニコ生放送にて放送しているゲーム情報のバラエティ番組。スタジオにゲームメーカーの方を招いて熱く語ってもらったり、実際にデモをプレーしたりして、新作ゲームのポイントを知ることができる。ニコニコ生放送なので、コメントで感想などを投稿できるのが楽しい。
粗い点だけでいかにキャラクターなどを描き分けるか──。そこには職人的な技術が必要だ。当時のエピソードを高橋名人が明かした。
毎週水曜日、ニコニコ生放送で放送しているゲーム情報のバラエティ番組『ゲッチャ』。番組には、高橋名人が司会を務める「高橋名人世代!」というレトロゲームの紹介コーナーがある。4月13日には、1986年にハドソンが発表したアクションゲーム『ドラえもん』を紹介した。
「ゲッチャ」は、毎週水曜、夜8時30分からニコニコ生放送にて放送しているゲーム情報のバラエティ番組。スタジオにゲームメーカーの方を招いて熱く語ってもらったり、実際にデモをプレーしたりして、新作ゲームのポイントを知ることができる。ニコニコ生放送なので、コメントで感想などを投稿できるのが楽しい。
高橋名人によると、『ドラえもん』は超有名漫画のゲーム化とあって、特にチェックが厳しかったという。作者の故藤子・F・不二雄先生だけでなく、関係者からも細かい調整を求められた。
例えば、ドラえもんのチャームポイントであるヒゲはもともと3本だが、当初、顔グラフィックが4ドットしか余裕がなかったため2本しか描けなかった。
しかし、そのサンプルを見た版権管理者から「3本でなければ困る!」と修正依頼があったので、名人は「絶対に3本にしてくれ!」とデザイナーに無茶ぶりをしたという。デザイナーは苦肉の策として胴体を短くして顔にあてて、無事、3本ヒゲを描くことに成功した。
制作側のハドソンも、並々ならぬ気合を見せた。3人のプログラマーを用意し、アクションやシューティングなど、それぞれ異なるゲームシステムを制作。それらを1つにまとめることによって、変化に富んだゲーム内容に仕上げたという。
折しも、このソフトが発売された1986年は、ファミコン人気が最高潮の時期。
ハドソンも『ドラえもん』のほかに、『忍者ハットリくん』や『高橋名人の冒険島』、『スターソルジャー』、『迷宮組曲』といったタイトルを発表した。このうち『ドラえもん』と『忍者ハットリくん』、『高橋名人の冒険島』は、売り上げが100万本を突破。5本合計で何と500万枚以上という偉業を成し遂げ
ている。
また1986年は、全国各地を回るゲーム大会「ハドソン全国キャラバン」の第2回が開かれた年でもある。高橋名人はイベントの主役として各会場を回っていたが、この年はファミコンブームが加速して忙しくなってしまい、参加できなさそうな場所も多かった。
そこでハドソンは急遽「桜田名人」や「川田名人」といった新しい「名人」を抜擢して、彼らをキャラバンに参加させたとい
う。
今回はスペシャルゲストとして、グラビアアイドルの麻田侑希さんが登場。「ゲームは『モバゲー』ぐらいしかやったことがない」という彼女が、高橋名人指導のもと、『ドラえもん』をプレイすることに。始めてプレイするファミコンのソフトは、驚きの連続。
そんなファミコン世代の当時を知れる番組『ゲッチャ!』。気になった人はぜひチェックしてみよう。
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