「地域の皆さんに迷惑をかけてきました。自分自身の行動を深く反省し、これからはボランティアチームとして活動することを誓います」

   茨城県水戸警察署の一室で17日(2011年4月)、震災で大きな被害を受けた大洗町で暴れ回っていた暴走族の解散式があった。16歳の総長が冒頭の解散宣言を読み上げると、立ち会った署員や役場の人たちから拍手が起こったという。

チーム解散してゴミ拾い、瓦礫撤去

   暴走族の名は「全日本狂走連盟愚連隊大洗連合ミスティー」。結成されたのは30年前で、大洗町を拠点に迷惑行為を続けてきた。何が暴走少年たちの心を動かしたのか。少年たちの話を聞きたかったが、「スッキリ!!」の取材ではそれはなし。ただこんな話があったようだ。


   少年たちを知る天台宗西福寺の執事は、「避難所で地元の人たちと触れ合ううちに、どこの誰だかわからないのに『寒くない?』『飲み物ある?』などと言葉を掛けてくれたのが嬉しかったみたいですね。そういう中で、気持に変化が表われたんじゃないかと思う」と話す。

   15人の元暴走族のボランティアメンバーは、町のゴミ拾いからはじめ、瓦礫の撤去など活動範囲を広げているという。

   司会の加藤浩次「心を入れ替えたんだね。あたたかいものに触れて、違うよと気づいたんでしょう」

   弁護士の菊池幸夫は「社会で認めてもらえるようないい方法が見つかった。ずっと続けてほしい」と言い、先の執事も「彼らには居場所が必要なんです。これまで警察に追われて冷や汗をかいていたかもしれないが、これからは気持ちのいい汗をかいてほしい」と話している。

モンブラン

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