ミランは9日のチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグで、トッテナムと敵地でスコアレスドローを演じた。ミランのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、初のCLをベスト16で終えることとなった。とてもポジティブなパフォーマンスだっただけに、悔しさが残っているようだ。

「我々にはゴールが足りなかった。パフォーマンスを見れば、これは偽りの結果だよ。これからはリーグ戦とコッパ・イタリアに集中していく。今夜の我々は、良いサッカーで結果をひっくり返そうと、最高のパフォーマンスをした。それに、相手に枠内シュートを1本も許さなかったんだ」

「ラストパスなど、いくつか間違ったチョイスはあったかもしれない。だが、試合を通じてそれはあり得ることだ。こういうチームを相手に、敵地でこういう試合をするのは、決して簡単なことではないからね」

「残念だ。180分間を通じて、我々はあまり相手に譲らなかったのだからね。だが、ゴールを決めなければ勝つことはできない。ファーストレグでもっとやらなければならなかった。明日からはリーグ戦でリスタートだ。今日のパフォーマンスは大きな力を与えてくれるよ」

また、アドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役も、同じように話している。

「チームを叱ることはできない。我々は敗北を受け入れられるだけの成熟度を持たなければならないんだ。非常に良い試合をした結果として、敗北が訪れた。ゴールだけが足りなかったんだ。枠内シュートを1本も許さなかった。悲観的にはなっていないよ。チームが素晴らしいフィジカルコンディションにあるからね。(トッテナムDFウィリアム・)ギャラスのクリアもあった」

ヨーロッパの舞台でイタリアサッカーが危機的状況にあることについて触れられると、ガッリアーニ代表取締役はこのように答えた。

「この10年間で我々が3度CLを制していることを忘れてはいけない。今年はこうなっているが、悲観的になってはいけないよ。我々(イタリア)には世界王者のチームがいるんだ。それよりも、私はCLとヨーロッパリーグのランキングを別にすべきだと思う。一つの大会でうまくいかなかったときに、別の大会でその結果を受けるのは正しいことではないからだ」

最後に、レアル・マドリーMFカカーの復帰について問われると、ガッリアーニ代表取締役は「彼がイタリアへ戻るのは不可能だ。イタリアサッカー界には不可能なサラリーなんだよ」と断言している。