「主体的インテリジェンス生活志向」タイプの特徴

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   トヨタマーケティングジャパン三菱総合研究所は2011年2月24日、バブル終焉から20年の節目にあわせ、バブル時代を過ごした現在40〜50歳代男性の価値観がどう変化したかを調査し、その結果を発表した。

   この世代の価値観の中で多かったのは、経済的・人間関係的に安定して生活をしたいと考える「安定生活志向型」、情報を主体的に選別し知的で思慮深い生活をしたいと考える「主体的インテリジェンス生活志向型」だった。

   両者の違いについて、12の傾向で比べてみると、前者は「安定生活重視」だけが平均(偏差値50.0)よりも高かったのに対して、後者については「情報感度」、「情報仕分け力」、「社交的コミュニケーション力」などの項目で突出した。この結果に対して、山田昌弘・中央大学教授(社会学)は次のように分析する。

「(主体的インテリジェンス生活志向型の人は)バブル当時、仕事も遊びも自分の満足感を求めていたが、今は社会や周囲との関係性を大切にする傾向が見られ、これまでの経験を積極的に周囲への配慮に働きかけたいという意欲を持つ。20年前は『イケイケ』だったのが、今は社会的な配慮ができ(=エコ意識)、かつバイタリティにあふれる(=イケイケ意識)ような『エコイケ』な人たちだと言える」

「『エコイケ』世代から学ぶべきことは多いのではないか」

   また、40代〜50男性が20歳だった当時の仕事ぶりを、今の20代と比較すると、「新たなことに挑戦していた」「仕事が好き」「専門外のことでも関連があることは実行していた」などの項目で、前者が後者よりも上回った。山田教授は、

「今の20代はやりたくないことをやらずに済むことを最優先に考える傾向があり、積極性に欠け内向き志向。新しいことに挑戦する行動も欠けているように思う。合理的に物事を見過ぎると、自己成長を促すチャンスを失ってしまう。『草食男子』が『エコイケ』世代から学ぶべきことは多いのではないか」

と指摘している。なお、調査は、40代〜50代の男性1000人、20代〜30代の男性200人、20代〜50代の女性400人から回答を得た。<モノウォッチ>

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