19日のセリエA第26節で、カリアリをホームに迎えるインテル。勝ち点5差のミランを率いるアドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役は、インテルはレオナルド監督の就任から2ポイントしか勝ち点差を詰めていないとし、挽回劇を疑問視している。だが、レオナルド監督は前日会見で、次のように反論した。

「私は計算などしない。ただ、ポイントは未消化だった2試合だと思う。チェゼーナやフィオレンティーナとの試合で、我々が6ポイントを得るのは当然だったと言うのは、正しくないはずだ。とにかく、まだリーグ戦は1/3が残っている。フィオレンティーナ戦の勝利は、敗戦からすぐ立ち直る意味で重要だった。相手は今年に入って1試合しか負けていない好調のチームだったんだ」

「いずれにしても、私はミランとの騒動に加わりたくない。私はミランにいたから、何を言っても悪く解釈されかねないからね。ピッチで自分たちがやってきたことに満足している。そうとだけ言っておくよ。まだまだ改善できるけどね」

ミランとローマはチャンピオンズリーグの決勝トーナメント1回戦ファーストレグで敗北を喫した。イタリアサッカーの限界も騒がれているが、レオナルド監督は次のようにコメントしている。

「カルチョがヨーロッパのベストから遠ざかっているという話を聞くと、私は腹が立つんだ。インテルはヨーロッパ、そして世界のチャンピオンだよ。忘れたのか? イタリアサッカー全体の構造は、おそらく見直すべきなのかもしれない。各クラブとリーグ全体を成長させる、全体的なプロジェクトが必要だ。ずいぶん昔からないものだよ。モダン化する必要がある。ただ、私は監督であって、ディレクターではない」

「イタリアのチームはまだとても高いレベルにあると思う。イングランドやスペインなど、ほかのリーグにより訴求力があって、彼らの方が強いとしてもね。私は、サッカーとはゴールを求めるものだと思っている。だがここでは、失点しないのが文化なんだ。それは尊重しているよ。多くの人がバルセロナやアーセナルのことが好きなら、このメンタリティーは変えなければいけない」

最後に、カリアリについても触れないわけにはいかないだろう。また、元ミランの一員であるカリアリのロベルト・ドナドーニ監督についても同様だ。

「監督交代があったにもかかわらず、常に良いサッカーをする選手たちのおかげで、カリアリはアイデンティティーを持っている。オープンな試合になるだろうね。ドナドーニは選手時代からずいぶんと変わった。重要な役割を担ってきて、マネジメントに関して良くなったと思う。彼が好きなチームを引き受けることができたと思うよ」