ナポリFWエセキエル・ラベッシに対する出場停止処分への異議が却下された。ラベッシはナポリが2−0と勝利を収めた12日のローマ戦で、ローマDFアレアンドロ・ロージとつばを吐き合ったとして、3試合の出場停止を命じられている。異議が却下されたことで、ラベッシの処分は確定。カターニア戦やブレッシァ戦、そして何より28日に予定されている首位ミランとの一戦を、ラベッシは欠場することとなった。

ナポリの弁護団は、イタリア『スカイ』に残っている映像において、つばが吐かれたことは明確ではないとし、映像判定を採用することはできないと主張した。だが検察側は、国際サッカー評議会で定められている暴力的行為だとし、『メディアセット』の番組「コントロカンポ」で放送された映像も提出した。こちらの映像では、ラベッシとロージの間につばが見えるとされている。

ナポリのグラッサーニ弁護士は次のように述べ、不満をあらわにしている。

「絶対に映像を(裁定に)使うべきではなかった。まったく驚きだ。サッカー界でほかにないことだよ。同僚たちも全員、これが認められないことであるのを知っている。『メディアセット』の映像は確かにより明確ではあるが、スポーツ判事のトゼル氏はその映像を考慮していたわけではない。前半はある主審で、後半は対戦相手と主審が違っているなんて、あり得ないだろう?」

「(アウレリオ・)デ・ラウレンティス会長はとても悔しがっている。残念ながら、我々に代案はない。あの映像を先に知っていれば、我々弁護団は間違いなく、違うやり方で対処していただろう」