チェルシーに好ましくない空気が流れている。そう語るのは、チェルシーFWディディエ・ドログバだ。プレミアリーグ前節でリヴァプールにホームで敗れたことで、勝ち点10差の首位マンチェスター・ユナイテッドを追いかけるチェルシーの気がくじかれてしまったという。ドログバは次のように語った。

「リーグでのオレたちの位置は、昨シーズンと同じものだ。でも、離脱者やゴールを量産できていないことが、好ましくない雰囲気につながっている。オレは難しい状況だと感じているし、チームの残りのメンバーも同じだ。カルロ・アンチェロッティ監督もそうで、最近の彼はあまり幸せではない。オレたちは苦しんでいる。試合に負けるのに慣れていないからだ」

リヴァプール戦に敗れるまで、3連勝中だったチェルシーは、復調したと見られていた。だが、リヴァプールMFラウール・メイレレスのゴールが、チェルシーを再び「ブルー」にさせてしまったという。ドログバは次のように続けた。

「オレたちはトンネルの奥に光を見つけていたんだ。でも、この間の敗北で気がくじかれてしまった。最終的な勝利の可能性をさらに難しくさせてしまったんだよ。こうなると、マンチェスター・ユナイテッドに追いつくのは難しいと思う」

FWフェルナンド・トーレスが加わっても、ドログバの心は穏やかでないようだが、同選手については「フェルナンドは才能があり、オレたちのチームにとって重要な選手だ。だが彼にとって、日曜の試合は気持ちの上で難しかった。古巣との対戦だったからね」と話している。

古巣と言えば、英紙『デイリー・エクスプレス』によると、ドログバの古巣マルセイユが年俸500万ポンド(約6億6000万円)のオファーで同選手の獲得を望んでいるという。ドログバはいつかマルセイユへ戻りたいとの夢を隠していない。だが、やはり問題となるのがサラリーだ。チェルシーと1年の契約を残しているドログバは、週給12万ポンド(約1600万円)を手にしている。マルセイユは減額した上での2年契約を準備しているようだ。