一般的に「フルHD」と書かれているムービー撮影可能なデジカメの場合、それはAVCHDの規格の中に収まっている「1920×1080/60i」なので、インターレースがかかっているわけですが、何を考えたのかプログレッシブでフルHDサイズの1920×1080/60Pムービーが撮影可能、しかも36Mbpsという異常なまでの高ビットレート、さらには最初から32GBのメモリを内蔵しており、SDカードも使用可能という、それはもうデジカメではないだろうと言うぐらいに強まっている新機軸のデジカメ、HDハイブリッドカメラを送り出してきたのがVictor。今回の「CP+(シーピープラス)2011」ではその実機が大々的に公開されており、実際に触ってきました。

正直、ムービー撮影の機会が多いだけに、不覚にもちょっと欲しいと感じてしまいました。特に「1920×1080/60P・36Mbps」というこの一見するとオーバースペック気味のところがいい感じです。

レビューは以下から。
HDハイブリッドカメラ GC-PX1 製品情報|ビクター
http://www.jvc-victor.co.jp/dvmain/gc-px1/index.html

そんなわけでVictorのブースに。正直、現物を見るまでは期待していなかった訳なのですが……。

写真ではわかりにくいのですが、実際にムービーとして動いているのを見ると差がわかるレベル。

一体なぜここまで規格外のとんでもないものを作ってしまったのか……しかし、パソコンでいつもムービーを扱っている身からすると、これぐらいの方が逆に扱いやすいです。

なんだか正面から見ると天地が逆になったデジカメに見えます。

とにかくなんだか詰め込めるだけ詰め込みました!というようなスペック。

なんだこれは……

片手で持つハンディカムの後ろにデジカメ部分を申し訳程度にくっつけたかのような恐ろしい外観

何かが間違っている外観

これ見よがしに側面に「60fps」と書かれています

レンズと言うよりも砲身に見えます

液晶部分はこんな感じ、明るくて見やすい。

しかもタッチパネル。

こういうようにして可動させることも可能。

ここまで動きます

いわゆる自分録りも可能

普通に使うとこんな感じ

端子はここに。HDMI端子もあります。

ダイヤルなどは側面に集中しており、ちょっと変わった感じ。

タッチパネルで撮影したものを選んでいる最中

1920×1080/60Pで撮影中は左上に「1080」の表示が出ます

この1920×1080/60Pというナイスなムービー撮影を可能にしているのがこの高性能エンジン「FALCONBRID」

全体構成はこんな感じ

さらにオプションをくっつけると誰がどこからどう見てもビデオカメラです

なお、業界最長という2時間連続の300fps ハイスピード撮影がムービーでも可能で、高速なジャグリングもこんな感じになります。

YouTube - HDハイブリッドカメラ「GC-PX1」300fpsハイスピード撮影

光学10倍ズームという点だけが見た目の割にアレなのがきついかもしれないのですが、「3枚の非球面レンズを効果的に配した独自の設計により、光の収差を効果的に抑制。画面の隅々まで解像度の高い、美しく色鮮やかな映像で記録」ということで、このフルHDを超えたフルHDを実現するにはこれぐらいが限度らしいです。感覚的には光学25倍ズームぐらいまで突き抜けて欲しかったかもしれないのですが、十分見た目のインパクトも機能的なインパクトもあるので、ちょっと欲しいかも。

2011/02/09 16:34追記
ちなみに、価格.comによると、現在の最安値は9万2900円です。

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