『史上最大のボロ儲け ジョン・ポールソンはいかにしてウォール街を出し抜いたか』

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   サブプライム住宅ローン問題に端を発した米国住宅バブルの崩壊は、多くの分野に飛び火。ついには投資銀行の老舗リーマン・ブラザーズを破綻させ、世界的な金融危機を引き起こした。その裏で、1年のうちに「150億ドル」という莫大なカネを稼いだジョン・ポールソンなる男がいる。サブプライムローンの破綻を予測し、クレジットデリバティブの一種であるCDSの売買で巨万の富を得たポールソンだが、特に不動産関係に詳しいわけでもなく、企業合併案件を主に取り扱う、どちらかといえば地味なタイプの投資家だった。

   阪急コミュニケーションズから2010年12月9日に発売された新刊本『史上最大のボロ儲け ジョン・ポールソンはいかにしてウォール街を出し抜いたか』(著グレゴリー・ザッカーマン、訳・山田美明)には、ポールソンの生い立ちから、ハーバード・ビジネススクール時代、そして大成功を収めた現在に至るまでを、数々の証言を交えながらドラマチックに描いている。

   いうまでもなく、大手の投資銀行やヘッジファンドには、ポールソンより不動産案件に詳しい者はたくさんいた。しかし、彼らは、一つの予想にかけた「不動産の素人」に、まんまと一人勝ちを許してしまったのだ。

   ニューヨーク・タイムズ紙が「まるで、推理小説だ」と評したように、心躍らせながら読める一冊。

   単行本、406ページ。定価1890円。<モノウォッチ>

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