サッカーアジア・カップの準決勝で激しい競り合いとなった日韓戦の余震が続いている。韓国では日本サポーターの旭日旗騒動や「キム・ヨナ悪魔仮面」などへ強い非難が続き、日本へのサイバー攻撃に発展する可能性が浮上した。韓国メディアは「日韓戦がオンライン戦争に広がる兆し」と伝えた。

 韓国最大のコミュニティサイト、DCインサイドで2ちゃんねるへの攻撃を呼び掛ける声があがった。2010年3月1日、2ちゃんねるで「フィギュアスケートでキム・ヨナは金で審判を買収した」などの書き込みがあったことに韓国インターネットユーザーが怒り、2ちゃんねるが完全停止状態に陥る攻撃を仕掛けたことがある。

 韓国メディアは「日本のサポーターのマナーにかけた応援行為に憤慨(ふんがい)したDCインサイドの『延坪島北傀挑発ギャラリー』(掲示板の名前)が2ちゃんねるに対して攻撃態勢をとっている」と伝えた。

 マナーにかける応援行為とは、競技場に旭日旗を掲げ、キム・ヨナ選手を悪魔に仕立てた仮面をかぶったサポーターがいたこと。韓国世論は「度を超えた応援」と非難一色だ。

 攻撃を呼び掛けた掲示板は「大東亜共栄圏と日本帝国主義の象徴である旭日旗が堂々と競技場に掲げられている姿と、サッカーとは無関係のキム・ヨナ選手を侮辱する仮面をかぶった姿に国民の怒りが爆発した」と指摘、「日本のネットユーザーは当該行為に対する反省の態度もなく、ただキ・ソンヨン選手のセレモニーだけを批判している」と怒りをぶちまけた。

 攻撃の時間は「2月11日夜10時」、攻撃対象は「2ちゃんねる」と明記しており、掲示板は日本が先にサイバー攻撃の兆候をみせたと主張、ネットユーザーに参加を呼び掛けた。

 メディアは「攻撃計画が記事化され、計画にも支障が生じたようだが、現在先攻と逆襲の間で苦心、攻撃のシナリオを作っている」と伝えた。(編集担当:金志秀)

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