簡単ではないが、サプライズが常にある。それが1月のマーケットだ。サンプドリアFWアントニオ・カッサーノがミラン移籍に大きく近づく一方で、そのほかにも注目される補強がある。ここではいくつかの選手たちについて、状況を見てみよう。

△アンドレア・ラノッキア(ジェノアDF)
「プレツィオージ会長が僕にインテルへ行けと言ったら? 僕はここでうまくやっていると答えるよ」。ラノッキアは1週間前にこう話していたが。だが、そのプレツィオージ会長からの連絡が本当に届くかもしれない。マーケット担当者がすでに会っており、次は両クラブの会長の番だ。インテルのモラッティ会長がプレツィオージ会長と話をするだろう。すでにベースはできている。インテルは共同保有権の残りに、DFナタリーノの共同保有権など一部選手の譲渡に加え、800万ユーロ(約8億8000万円)をオファーしている。

△アドリアーノ(ローマFW)
本人はローマに残りたいと言っている。だが、ブラジルからは誘いの声が届いており、コリンチャンスは彼をFWロナウドのパートナーにしたがっている。ポイントとなるのはクリスマス休暇だ。ミラン戦を終えてから、アドリアーノはブラジルへ帰国する。母国では、アドリアーノがそのときに自身を望むクラブ(パルメイラスとフラメンゴも狙っている)と話すだろうと伝えている。

△リサンドロ・ロペス(リヨンFW)
イタリアのパスポートを持つ彼だが、獲得に要する金額は低くない。リヨンは1年前、ポルトから2400万ユーロ(約26億5000万円)で彼を獲得した。その金額を下回ることはないだろう。ユヴェントスが以前から彼を追っており、イダルゴ代理人もそれは認めている。さらに同代理人は、「インテルもいるよ」と明かしている。

△ウーゴ・アルメイダ(ブレーメンFW)
ラツィオのレヤ監督は昨夏から高さと強さを兼ね備えるストライカーを欲している。8月にラツィオはマンチェスター・シティFWロケ・サンタクルスの獲得を決めたかと思われたが、以降は何も動かなかった。今の目玉はアルメイダだ。ラツィオのロティート会長とターレSD(スポーツディレクター)はドイツで交渉をした。そして今は獲得に近づいている。ポイントとなるのは、彼とブレーメンの契約が今季末で満了することだ。今売るか、移籍金ゼロで失うかのどちらかということだ。ただ、昨夏もブレーメンとの合意はあった。問題はアルメイダのサラリーだろう。現在の彼は約150万ユーロ(約1億7000万円)を手にしているが、ラツィオではこれをもう少し下げる必要がある。