(左から) 黒沢かずこ(森三中)、木村祐一、板尾創路、品川ヒロシ<br>(撮影:石津大助)
笑顔と平和=Laugh & Peaceをコンセプトに2011年3月18日から27日まで沖縄県宜野湾市で開催される第三回沖縄国際映画祭の発表会が8日、吉本興業東京本部で行われ、板尾創路、木村祐一、品川ヒロシ、黒沢かずこ(森三中)が出席した。

前回、第二回沖縄国際映画祭では9日間の開催期間中に、約38万人の来場者があり大盛況のうちに幕を閉じた。第三回目となる今回は「一回り以上の成長を目指し、人と人の出会いから生まれた笑いと涙、感動と安らぎを、会場だけではなく、沖縄全土から日本全国へと、さらには国境を越え、アジア、世界へと、幅広く伝搬させていく」という意気込みで開催される。

映画「板尾創路の脱獄王」で監督を務めた板尾創路は「沖縄国際映画祭をきっかけに、海外の映画際にいろいろと招待されたのは嬉しかった。釜山国際映画祭では現地のファンの方に『イタオ!』『ホンコンはどうした?』など声を掛けられてドキッとした」とコメントをした。記者からの「今後、映画撮影をするとしたらどの俳優、女優に出演してもらいたいか?」という質問に、木村祐一は「松本人志さんに出演してもらいたい」とコメントをした。
また、上演作品の中で板尾、木村、品川ともに「(黒沢が主演した)『クロサワ映画』だけは観ていない」と明かし、会場を沸かせた。

●第三回 沖縄国際映画祭 プログラム●
■長編プログラム Laugh部門/Peace部門
本映画祭のコンセプトである"Laugh&Peace"の「笑える、もしくは観終わった後に幸せな気持ちになれる」という趣旨に沿った要素のある日本劇場未公開の新作長編コメディ作品を上映する、本映画祭の「核」に位置づけられるプログラムです。

今回も"Laugh部門"と"Peace部門"の2部門に分け、それぞれ10本前後の日本劇場未公開の長編作品を上映予定。その中には、吉本の芸人たちが監督した新作長編映画作品や第2回で好評を博した、テレビ局とタッグを組んだテレビ局×吉本興業共同製作映画などもラインナップされる予定です。


■テレビ局×吉本興業 共同製作映画
第2回 沖縄国際映画祭では、新たな試みとして、在京民放5局のバラエティ・チームと吉本興業とがタッグを組んだ長編5作品を製作・上映し、非常に好評を得ました。
中でも『クロサワ映画』(吉本興業/フジテレビジョン)は、"Laugh部門"海人賞グランプリと審査員特別賞 ゴールデンシーサー賞/金石獅賞の2冠を得ました。
その後、これらの作品は「YOSHIMOTO "Laugh&Peace"ムービーフェスタ」として、吉本の劇場始め全国の劇場で公開されております。
第3回も、同様にテレビ局×吉本興業 共同製作映画の製作を予定しております。


■地域発信型映画
3回目を迎えた沖縄国際映画祭では、沖縄のみならず、日本中の素敵な場所や街、風景やそこに住む人々の素晴らしさと一緒に、ものづくりをすることの楽しさを一人でも多くの人々に伝えたく、新たに【地域発信型映画】をメインプログラムの一つとして製作・上映することになりました。

この企画では、日本全国の皆さんが【作り手として参加】でき、どうやったらもっと街が元気になるんだろう? 
もっと多くの人々に自分の街の素晴らしさを伝えたい!という熱意を具体化させて【必ず地域活性化に繋がる】プロジェクトにすべく、沖縄国際映画祭から最大限のサポートをいたします


■特別上映作品
「日本のコメディ作品」
新作・旧作にかかわらず、日本で制作された傑作コメディ映画の中から、選びぬいたラインナップを上映します。

「世界のコメディ作品」
国・地域にかかわらず、世界で制作されたコメディ作品、後世に語り継ぎたい古典的な名作から知られざる傑作をセレクトして上映します。


■World Wide Laugh 〜言葉のかべを越えたお笑いをつくろう!〜
World Wide Laughとは、「笑い」にとことんこだわる吉本興業が世界に向けて発信する新しいジャンルの「お笑い映像コンテンツ」のコンペティションです。
ルールはたったひとつ「翻訳なしで世界中の人を笑わせる」ということ。
今回はニコニコ動画とタッグを組んで、昨年を上回る大規模な展開を行います。

グランプリ受賞者は賞金100万円に加え、吉本興業所属の芸人2に認定されます。
(芸人2とは、吉本興業が行っている発掘オーディション。人を笑わせる才能を持っている一般の方をサイトを通して審査。優秀者は吉本興業所属の芸人2に認定されます。芸人2公式サイト:http://geinin2.jp/)


■地元愛を爆発させろ!(CMコンペティション)
沖縄国際映画祭で過去2年間行われていた【CMコンペティション】部門が、みなさんの地元に人を呼び、地元を「LAUGH&PEACE」にする'ナンバー1'CMを決定する「Jimot(地元) CM competition」として生まれ変わります。
"肩書きがなくても、いいCMは作れる"も一層進化。今回は、誰でも地元愛があれば応募できる形式として、アイディアシートでの応募になりました。
アイディアシートを審査の上、地元愛を強く感じたアイディアを元によしもとが、みなさんと一緒に地元の魅力を伝えるCMを制作し、グランプリを目指します。
優勝賞金はなんと47万円!是非、ご参加ください!


詳しくは公式サイトへ 第3回沖縄国際映画祭 - 公式サイト