1日、中国の後漢時代の学者、張衡が作ったとされる国宝級の地震探知機が、実は中国建国後の1950年代に作られたレプリカであったとコラムニストが指摘し、ネット上が騒然となっている。写真は09年10月、清華大学美術学院の教授らが復元した張衡の「地動儀」。<url name="【その他の写真】" url="http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=47480">

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2010年12月1日、中国の後漢時代の学者、張衡(ちょう・こう、78年〜139年)が作ったとされる国宝級の地震探知機が、実は中国建国後の1950年代に作られたレプリカであったとコラムニストが指摘し、ネット上が騒然となっている。

「後漢書・張衡伝」によると、張衡の地震探知機「地動儀」は132年に誕生。中国人が誇る偉大な発明品として教科書にも記載されている。ところが、その現存する本物として中国博物館に展示されているものが、実は新中国が建国された後の1950年代に史料をもとに複製されたものだとコラムニストの陶短房(タオ・ドゥアンファン)氏が指摘した。しかも、地震を予知するものではなく、地震発生を知らせる機能しかないという。

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陶氏がミニブログでこれを指摘すると、多くのネットユーザーから「ずっと誇りに思っていたが今は単なる笑い話だ」「ずっと抱いていた誇りは音を立てて崩れ落ちた」などの声が上がった。このほか、中国4大発明として知られる羅針盤にも同様の疑いがかけられ、ユーザーたちを失望させている。(翻訳・編集/NN)

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