POLYPHONY × 藤江ちはる(撮影:野原誠治)
 映画・音楽・テレビ・ゲーム、すべてのサウンドを1台で接続し、さらに広がるオーディオの楽しみ。ヤマハの提案する「NEW リビング・オーディオ」の世界に触れるべく、映画界を代表して宝島社の月刊誌「この映画がすごい!」編集長の藤江ちはるさんが、POLYPHONYでお気に入りのブルーレイ作品を視聴。7.1chサラウンドの臨場感と内蔵サブウーファーが再生する迫力の重低音を体験してもらい、日頃から映画館での鑑賞に慣れ親しんでいるプロ視点での意見に耳を傾けた。

――藤江さんは普段、ご自宅でどのような環境でブルーレイを鑑賞していますか?

藤江ちはる(以降、藤江):テレビは42インチかな。音は別売りのスピーカーを付けているんだけど、旦那が全部設定してるから、正直よく分からないんないですよ(笑)。でも別に、そんなにすごくいい環境だと思ったことは特にないですね。

――テレビとは別売りのスピーカーを使用しているのは、テレビ内蔵のスピーカーの音質に不満を感じているからだと思うんですけど、テレビの薄型化によってスピーカーの容積が犠牲になるので、スピーカーサイズを必要とする低音に物足りなさを感じたり、大画面になった分、余計に映像と音質とのギャップを感じてしまうんですよね。

藤江:せっかく映像が綺麗になったのに、もったいないよね。

――テレビとテレビ台は、どのように組み合わせていますか?

藤江:テレビの買い替えに併せて、普通の家具屋さんでテレビ台を買ったんだけど、テレビよりもテレビ台の方が異常にデカい。

――テレビと合わせて、どうせテレビ台とスピーカーを買い換えるならと、テレビ台とスピーカーを一体化したのがPOLYPHONYですね。

藤江:かさばらなくていいよね。POLYPHONYがあれば、テレビ台を処分したい。


――先ほど観て頂いたブルーレイは5.1chサラウンドに対応していますが、日本の住宅環境で、フロントL-R、センター、リアL-Rの計5台のスピーカーと、サブウーファーを配置している人はなかなかいないと思いますね。

藤江:それって、配線が邪魔にならないの?

――本格的にホームシアターを組んでいる人は、見えないように配線工事をしているかと思いますが、賃貸物件では難しいですね。

藤江:そうだよね、配線が出てるのは格好悪いですもんね。

――でも、以前は富裕層の娯楽であったホームシアターが、徐々に身近なものへとなってきていますよね。

藤江:憧れだよね。いいなあ。

――藤江さんがホームシアターに至っていないのは、何がネックになっていますか?

藤江:ただ単に興味が無かったというだけで。普通に現状に満足してたというだけですね。金持ちのオジサマの道楽みたいなイメージがあるでしょ(笑)。リビングもそんなにすごく広いわけじゃないし、物とかがゴチャゴチャ置いてあると、「これ以上、モノを増やすの嫌だ」って気持ちが強くて。POLYPHONY一台で済むんだったら本当にいいよね。