2008年9月、インテルがポルトに2400万ユーロ(約27億円)も支払って獲得したMFリカルド・クアレスマは、10年6月にベジクタシュへと去っていった。トルコへ移籍して調子を取り戻した同選手は、ポルトガル『プブリコ』のインタビューで、古巣インテルと当時チームを率いていたジョゼ・モウリーニョ監督を“口撃”している。

「ひどい2年間だった。でも、人間として成長できたよ。僕が人生で最も後悔しているのは、インテルへ移籍したことだ」

「インテルで僕は陽気さを失った。サッカーをする自信もね。僕やクラブの人たちには、いろいろなことが起きたんだ。そしてある時点から、僕はファーストチョイスじゃなくなった。それからは招集されなくなったんだ。練習へ行こうと起きるのに、いつも泣いていたよ。今は笑って目を覚ますことができている」

モウリーニョ監督が自身に対して正しく振る舞わなかったかとの質問に対し、クアレスマは「分からないよ。いまだに理解できていない、いくつかのことが起きたんだ」と答え、次のように続けている。

「ミラノに来たとき、僕はすぐ、自分が獲得されたのはモウリーニョが望んだからだけであって、ほかの誰も望んでいなかったことに気がついた。そしてあるとき、突然僕はプレーできなくなったんだ。自分の調子が良くなかったことは分かっているよ。試合を見直してみると、自分じゃないみたいだった。でも、自分を求めた監督が、助けを必要としているときに助けてくれなかったら…」

「モウリーニョはテレビで僕がインテルのサポーターを恐れていると言った。でも実際は、僕はまったく恐れてなんかいなかったんだ。どこよりもメディアのプレッシャーが強いトルコでも、僕は恐れていないんだよ。イタリアでは人生のデリケートな時期を過ごした。それが真実だ」