ミランは14日のセリエA第12節で、インテルに1−0と勝利を収めた。決勝ゴールを挙げたのは、元インテルのミランFWズラタン・イブラヒモビッチ。サン・シーロで観戦した元インテルのマンチェスター・シティFWマリオ・バロテッリは、何度も「イブラ、イブラ」と口ずさみながらスタジアムを後にした。

そのイブラヒモビッチは試合後、「オレたちは素晴らしい仕事をした。数的不利になった後半は、素晴らしい犠牲も払ったよ。オレたちはすごいハートで戦ったんだ」と満足げ。ミランの勝利について、「オレたちは、自分たちがチームであり、本来のプレーをしようと言っていたんだ。最初の20分でたくさんのチャンスをつくった。あと2ゴール決めていてもおかしくなかったよ」と続けている。

一方、インテルDFマルコ・マテラッツィと衝突し、同選手が交代を余儀なくされたことについて、イブラヒモビッチは「わざとじゃない。オレたちはボールを奪いにいき、ぶつかったんだ。謝ったよ。サッカーではあり得ることだ」とコメントした。

ミランはこれでラツィオに1ポイント差の単独首位を守ったが、スクデットについて話すには早すぎるようだ。イブラヒモビッチは「まだ試合はたくさん残っている。ちょっとアドバンテージがあるけど、1試合ごとに戦っていこう。チームはうまくやっている。集中しているよ」とつけ加えた。

一方、マッシミリアーノ・アッレグリ監督も「プレーの激しさという点で、我々はとても良い試合をした。うまくスタートし、アグレッシブにプレーして、インテルを何度も苦しめた。妥当な勝利だったよ」とうれしそうに話している。

また、スクデット獲得に向けて「重要な勝利だった」と述べるアッレグリ監督は、この白星でチームがさらに自信をつけることができるとし、チームが「秩序ある守りを見せ、相手に多くを許さなかった。また、攻撃面では常にゴールを決められるクオリティーがある」と続けた。

ただし、同監督は「良い試合をしたが、もっとうまくボールを扱うべきところもあった。(イニャツィオ・)アバーテの退場は残念だ。おそらく、もっと早くに交代させていれば起きなかっただろう。重要な勝利だが、リーグ戦を制したわけじゃない。とにかく、グループには勝利への意欲があるけどね」と、90分間で問題がなかったわけではないとも話している。

出場機会がなかったFWロナウジーニョについて、「チャンスはあるだろう」と述べたアッレグリ監督は、「我々に多くを与えてくれた(アレシャンドレ・)パトと(フィリッポ・)インザーギに勝利を捧げることが重要であり、正しいことだと思う」と、負傷離脱した2選手に白星を捧げた。