香港の個性派ベテラン俳優アンソニー・ウォンが、性格を自己分析。「物事を包み隠さずはっきり言うために、人をよく怒らせる」と語った。

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 香港の個性派ベテラン俳優・黄秋生(アンソニー・ウォン)が、性格を自己分析。「物事を包み隠さずはっきり言うために、人をよく怒らせる」と語った。

 「俳優の環境を整えて、スタッフと良い関係を築きたいと思い、僕は気づいたことを口ではっきり伝えるようにしている」というアンソニー。「先日の現場には俳優の更衣室がなかったので、スタッフに確認したが無駄だった。我々は人前で裸になるのが平気な人間だと、思われているのだろうか!?」と疑問に思ったという。そして「アジアの俳優はまるで奴隷のよう。不平不満があっても要求せず、質問や確認すらしない。これでは、おとなしく使われている奴隷だ」と本音をこぼした。

 プロ意識が強く「いい演技ができるよう、環境を良くするためにこれからも戦っていきたい」というアンソニーは、厳しい表情を見せていたが、家族について語る時は自然と笑顔に。「息子は2人いるが、1人は優等生タイプで1人は天真らんまん。2人とも母親を慕っているが、僕も時間がある時は一緒に映画を見に行ったりして、コミュニケーションを取るように努力している。誕生日に体調が悪い中仕事をしていたら、息子が電話をくれて病院に行くようにと言った。口うるさいが、嬉しかった」と、家族の温かさを実感したことを話していた。強面ですごみのある外見ながらも、家族愛につつまれているプライベートの姿が、アンソニーの魅力につながっていると言えるだろう。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)



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