『「普天間」交渉秘録』

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「一気に読んだ。当時の記憶が昨日のようによみがえってきた。政治の現場がいかにオドロオドロしいものか。あまりにも生々しすぎる」

   小泉純一郎元首相は読後感をこう語ったという。その書とは、新潮社が2010年7月9日に発売し、話題を呼んでいる『「普天間」交渉秘録』(著・守屋 武昌)である。

   菅直人氏が改めて民主党代表に選ばれ、9月17日に第2次菅内閣が船出した。経済、外交、雇用、医療・・・と山積する諸問題に対し、今一度、気持ちを新たにして取り組むことになる。沖縄の「普天間基地問題」もしかりだ。

   『「普天間」交渉秘録』を著した守屋氏は、4年にわたって防衛事務次官をつとめ、基地移設問題の中心で動いた人物。同書は、そんな守屋氏の詳細な「日記」をもとに、当時の首相や防衛庁長官(防衛大臣)、沖縄県知事、移設先に挙がった市町村長らの思惑が交錯する一部始終を赤裸々に伝えている。

   鳩山政権が見誤った基地問題の本質も見えてくるはずだ。

   単行本、349ページ、定価1680円。<モノウォッチ>

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