【台湾ブログ】長崎ハウステンボスで『ONE PIECE』を体感
海賊になった少年・ルフィが仲間たちと海賊王を目指す、日本の漫画『ONE PIECE(ワンピース)』。壮大な海を舞台に友情・冒険・夢がつまった内容で、ちびっこから大人まで多くのファンを魅了し、1997年「週刊少年ジャンプ(集英社刊)」にて連載が始まって以降大人気。アニメ、映画化もされ海外の熱狂的なファンも数多くいる。
「2004年に弟に教えられて『ONE PIECE』のアニメを見た」という、台湾人女性の凡塵(ハンドルネーム)は、その世界観にすっかり夢中に。今年8月にはルフィたちに会いたくて、長崎ハウステンボスに出かけたという。その思いをブログにつづっている。
「この6年間、『ONE PIECE』は私のパートナーになった。どんなに忙しくてもインターネットをつないで、毎週必ず最新エピソードをチェックする。単純だけど前向きなルフィの性格と、熱い冒険心や友情を大切にするところが大好き!そして夢に執着し、勇気にあふれたゾロを尊敬している」と、キャラクターに対する思い入れを述べた凡塵。ほかにも「紳士的で料理上手なサンジは、いい男の代表。魅力ある女帝ハンコック、チャーミングなエースも大好き」など、お気に入りのキャラクターがたくさんいるようだ。
そして彼らに会いたいがために、日本旅行を決めた凡塵。「九州・長崎のハウステンボスで、『ONE PIECE』の再現イベントが行われることを知った。2010年8月20日、私はついにその地へ行った。夢がかなって大感動!」とつづり、「場内に入った瞬間から、『ONE PIECE』の雰囲気をたっぷり味わえた。3メートルもあるチョッパーが迎えてくれて、パネル展示されたキャラクターたちと写真が撮れる。そしてルフィの帽子をかぶったり剣を手に取ったり…」など、今まで漫画やテレビで見たことしかなかった『ONE PIECE』の世界を体感し、満喫したそうだ。
「なつかしい船や道具などがたくさん展示されていて、私もルフィの仲間になれたような気分になった。ずっとカメラを持ち、記念写真を撮り続けた」という凡塵。「レストランにはかわいいオリジナルメニューが揃っていたが、食べる時間がなかった」ことが心残りだったという。だが「長年の心のパートナー『ONE PIECE』に初めて触れあい、大興奮した」と述べ、「気温34度の猛暑だったけれど、そんなことも気にならなかった」と文を締めくくっている。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)
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