親子で読むのもいい

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   リクルートから杉並区立和田中の民間人校長になって活躍していた藤原和博氏が、現在は同中学の校長を辞め、大阪府教育委員会特別顧問、東京学芸大学客員教授、構想日本政策委員、特定非営利活動法人子供地球基金顧問などを務めているのをご存じだろうか。大阪府教育委員会特別顧問を引き受けたのは、橋下大阪府知事から強く懇願されてのものだ。

   リクルート時代には新規事業部長も歴任している。和田中の改革は日本の教育界に大きな衝撃を与え、一躍風雲児となったが、藤原氏にとってはいい意味で「新規事業」の一つだったのかもしれない。

   その藤原氏の新著『はじめて哲学する本』がディスカヴァー・トゥエンティワンから2010年7月15日に発売となった。藤原氏は、「ボクたちが人生で出逢う『コト』や『モノ』や『ヒト』にかかわって『哲学』することを、ボクは『臨象哲学』と呼んでいる」と、少々難解な言葉を使っているが、取り上げる25の題材は極めて身近なものばかりだ。

   たとえば、こんなものがある。

「結婚について どうして結婚したいの?」
「仕事について 大人は、どうして仕事に行くの?」
「自由と責任について どうして急に、家のお掃除はじめたの?」

   藤原氏は、「結婚について」の中で、独自の私見を披露するとともに、こうまとめている。

「まず、好きな者同士」出逢いを大切にすること。次に『所帯を持つ』という家同士の結びつきをおろそかにしないこと。最後に『子を生(な)す』ことも、あまり年齢が高くなってからだと厳しくなることをアタマの片隅に入れておくこと。」

   単行本、248ページ。定価1575円。<モノウォッチ>

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