「成熟日本」のとるべき進路とは

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   筑摩書房は2010年6月、ちくま新書から新刊本『成熟日本への進路―「成長論」から「分配論」へ』(著・波頭亮)を発売した。

   戦略的コンサルタントの第一人者として知られる波頭氏は、日本経済がすでに「成長フェーズ」から「成熟フェーズ」へと移行しているとし、それに合わせた国家ビジョンに差し替える必要性を説いている。かつて、驚異的に高かった日本の貯蓄率は1995年から急降下し、今や主要先進国の中で最低水準まで低下。また、今後の10年間で労働力人口が770万人も減少していくことも見えている。こうしたデータや予測が暗示するものは一体何か。

   波頭氏は、経済政策や政治の仕組みを再構築しなければ社会は一層沈滞していくだけだとし、国民が幸せだと思える社会の姿と、そうした社会を目指す政策および、その政策を実行するための戦略と新しい社会の仕組みを明解に記している。

   269ページ、定価819円。<モノウォッチ>

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