この手があったか!

連日熱戦が続くサッカー・ワールドカップ。25日未明の日本代表の戦いからは、何か夢でも見ているかのようなフワフワとした気持ちが続いています。26日はコンビニで早速全スポーツ紙を購入。日本代表の活躍を反芻しながらニヤニヤしていました。こんな夢心地の中なら、「負けろ、日本。未来のために」の人が、スポニチのコラムで「大会前の準備がひどすぎたから、逆に急に強くなった。嬉しいけれど、何か喜べない」と不思議論評をしていても、「釣れますか?」と笑顔で受け入れられるというもの。

しかし、いつまでもフワフワしているわけにはいきません。もう決勝トーナメントは始まっています。26日に行われたウルグアイVS韓国戦、アメリカVSガーナ戦では、それぞれウルグアイとガーナが勝利。どちらの試合も、一度は追いつき、再び突き放すという熱戦。決勝トーナメントらしい白熱した試合に興奮させられました。こんな盛り上がりの中なら、「ベスト16入りでもお詫びのコラムを書く」の人が、自身のブログで「30年以上フェアな目線で日本代表を見つめてきた(キリッ)」「岡田監督は僕の提唱する戦術を採用した(キリッ)」と不思議自画自賛をしていても、「釣れますか?」と笑顔で肩を叩けるというもの。

そんな折、決勝トーナメントにのぞむにあたって、僕はあることを考えていました。

日本代表がデンマーク戦で2点目を決めた際、遠藤と本田△は「俺が蹴ります」「ここは俺に蹴らして」という会話をしたと、新聞には書いてありました。序盤のデンマーク猛攻の際には、選手がベンチに提案してシステムを変更したとも記されていました。試合の流れを決める重要な会話が、試合中に堂々と成されていたというのです。これは裏を返せば、重大な機密漏洩のリスクではないのでしょうか。例えばデンマーク人に日本語ペラペラの人間がいたなら、「蹴ルノハ 7バンダヨ」などとGKに伝えることも可能でした。そうなれば、あの芸術的FK弾は生まれなかったかもしれません。

野球で投手と捕手が「次、内角高めにストレート」「無理無理。怖いから外にスライダー」などと大声でサインを交換したなら、打者は圧倒的に有利になります。バレーボールでセッターから「バックアタックいくよ!」などの指示が出たら、相手のブロックは簡単にシャットアウトできるでしょう。対戦相手に日本語がわかる人間が少ないからいいようなものの、「積極的に声出せ」という勢いでプレーするサッカーは、少し油断しすぎなように思うのです。チームごとに独自の言語などを用意して、対戦相手に聞き取られないように工夫すべきなのではないでしょうか。

すでに世界では対戦相手の戦術的会話を盗み聞く潮流が生まれています。「日本語だから大丈夫だろう」などという油断は捨て、逆に英語・フランス語・ポルトガル語くらいは最低でもマスターしておきたいもの。今や朝鮮語ですら盗み聞きされる時代なのですから…。

ということで、「え!?まさか」の情報漏洩リスクについて、25日に行われた「北朝鮮VSコートジボワール戦」からチェックしていきましょう。

◆何を聞いて、何を納得して帰ったんだろうコイツwwww

同時刻に行われていた、北朝鮮VSコートジボワール戦とブラジルVSポルトガル戦。ポルトガルが負けた上で、大量得点で勝たなくてはいけないコートジボワールは、死力を振り絞らざるをえない状況。しかしブラジルとポルトガルは、ポルトガル語で「怪我しないようにやりましょ」「2位でいいですから」「お互いのために」なんて会話でもしたのか、全力の消化試合。コートジボワールにとっては非常に苦しい流れとなりました。

↓それでもドログバのゴールなどで必死に点を取るコートジボワール!


とはいえ、いくらコートジボワールでも8点とか9点とか取るのは至難。ようやく3点を奪ったものの、気づけば試合はロスタイム。残り時間で必要な点数をあげるのは絶望的。しかし、コートジボワールは最後まで諦めていませんでした。わずかな可能性を追い求め、出来ることを120%やろうとしていたのです。

そんな不屈の魂を全世界に見せつけたのがエマニュエル・エブエさん。アーセナルで活躍するエブエさんは、まさかの方法でチームを有利にしようと画策。GKが痛んで倒れている間、北朝鮮の監督が選手に指示を与える場面で、エブエさんはその「まさかの方法」を実行したのです。

↓何と、北朝鮮の監督の指示をエブエさんは盗み聞き!

監督:「ヂョンマル モンメ ヂョウンゴル!」
エブエ:「ハイハイハイ…」
監督:「オディチュメソ ヌキョヂョ?ヨギ?」
エブエ:「ホゥホゥホゥ…」
監督:「グィンヂャンヒ フンブン デオッソ!」
エブエ:「ナルホドネ…」

何がハイハイで何がフムフムなんだよwwwwwwww

ベンゲルにも同じ顔してみろwwwwwwwwwww


まさかの朝鮮語盗み聞き作戦。敵将の指示を盗み聞くことが出来れば、システム変更や逆を突く攻撃などで、戦況はグッと有利になること確実。日本代表なども国際化が進んでいますので、英語・フランス語・ドイツ語・ポルトガル語あたりはバッチリ盗み聞くことが可能。しかし、コートジボワールほどの強豪が、別にスカウティングなどしなくても勝てるであろう北朝鮮に対して、ここまでの準備をしていたというのは戦慄の一言。世界的プレイヤーですら、これほどの意気込みで大会にのぞんでいるんですね。

↓ちなみに、このようすを見たスタジオの解説者は満足気な笑顔!

何を言ってるかはよくわかりませんが、褒めてることは間違いないと思います!


日本語を勉強してくるプレイヤーは確かに少ないかもしれません。日本がグループステージを突破すると思っていた対戦相手自体ほとんどいないでしょうから、コチラ側からの漏洩は心配しなくてもよさそうです。しかし、だからこそ、一方的に相手の指示を盗み聞くことが出来れば有利になることは確実。今からでも遅くはありません。日本代表も、全員ポルトガル語を習得すべき。パラグアイ戦はもちろん、その先に進めばスペインVSポルトガルの勝者との対戦が待っているのです。ポルトガル語を覚えれば、準々決勝までは敵の作戦を盗み放題。闘莉王コーチのもと、語学の鍛錬に励んでもらいたいものですね。


「エブエさんは普段から生返事している」なんてことは、ありえないと思います!記事をブログで読む