数日前まで、ブラジル代表は彼にとって幸せの場所だった。ユヴェントスでの落胆を忘れさせてくれるところだったのだ。だが、25日に行われたポルトガル戦以降、フェリペ・メロはイタリアにいるときと同じ批判を母国でも浴びるようになった。

ブラジルのメディアはF・メロのプレースタイルについて、「アグレッシブ」で「あまりにファウルが多すぎる」と称し、「ここまで、彼は常に退場の恐れがある」と批判している。ただそれだけではなく、サポーターもインターネットを通じ、同選手への抗議を爆発させているのだ。

大会前に行われたタンザニアとの親善試合が、F・メロに対する批判の前兆だった。そして北朝鮮、コートジボワールとのグループリーグ2試合を経て、最終節のポルトガル戦で、F・メロを半ば“落第”とする声が爆発したのである。

ポルトガルMFペペとの度重なる衝突を受け、行きすぎたファウルと「過剰なまでのナーバスさ」を批判されたF・メロは、ここまでセレソンが納得のパフォーマンスを見せられていないことについて、最大の責任がある選手の一人とされている。

『グローボエスポルチ』の記者マウロ・ベティング氏は、「簡単なパスもミスするジウベルト・シウバと、サッカーよりも“モータル・コンバット”のような動きしかしないF・メロを起用すれば、プレーが悪いのは当然だ」とコメント。また、パウロ・セーザル・バスコンセロス氏は足首の軽いねん挫でチリとの決勝トーナメント1回戦で欠場する予定のF・メロについて、「フィジカルだけじゃなく、精神目もケアするべきだろう。バランスをもたらし、タイミングをコントロールし、殴ったり蹴ったりしない選手が必要だ」と話している。