ガーナ、あわやフランスの二の舞に
フランス代表ではFWニコラ・アネルカがレイモン・ドメネク監督を侮辱し、チームから追放された。そして今度は、ガーナ代表MFサリー・ムンタリが、ミロヴァン・ライェバッチ監督と衝突した。2日前に起きた出来事のようだが、21日になって明らかになっている。
インテルに所属するムンタリは、19日に行われたオーストラリア戦(1−1のドローで終了)で、終了15分前から出場した。だが試合後、ムンタリは我を忘れ、ライェバッチ監督とチームメートに怒りをぶつけ、侮辱したという。
チームスタッフとのミーティングを経て、ライェバッチ監督はムンタリをチームから遠ざけることを求めた。だが、ガーナサッカー連盟が公式サイトで発表したところによると、連盟側の介入と選手本人が謝罪したことで、チーム追放という危険は避けられたそうだ。
ムンタリはしっかりとライェバッチ監督に謝罪をしたという。ムンタリと同監督はすでに以前にも衝突したことがある。だがいずれにしても、事態は収拾できたようだ。連盟側はムンタリが「代表への忠誠を繰り返し強調し、試合に出場して、チームのために全力を尽くすと言っている」と明らかにした。
なお、連盟のスポークスマンによると、ムンタリは21日に通常どおりチームと練習を行っている。