2005年の愛知万博で「会期中の全日程参加」を達成し、一躍有名になった愛知県の主婦、山田外美代(やまだ・とみよ)さんはこのほど、上海万博で目指す、2度目の「皆勤賞」の「途中経過」が伝えられ、注目を集めている。

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 2005年の愛知万博で「会期中の全日程参加」を達成し、一躍有名になった愛知県の主婦、山田外美代(やまだ・とみよ)さんはこのほど、上海万博で目指す、2度目の「皆勤賞」の「途中経過」が伝えられ、注目を集めている。新華網などが伝えた。

 山田さんは中国でも、愛知万博での「皆勤賞」を経て、上海万博で「2度目の皆勤賞達成」を目指す日本人として有名で、「万博おばあさん」の愛称でも親しまれている。報道では、山田さんの観覧済みパビリオンが、7日時点で373カ所に達したことをはじめ、訪れたパビリオンの写真や感想を細かく記すメモ帳の存在が、驚きをもって紹介された。

 山田さんは取材中、特に印象的だったパビリオンに「中国館、中国省区市連合館、日本館、サウジアラビア館」を挙げたといい、今後は会場のスタッフやボランティア、来場者との交流も図りたい、との抱負を述べたと伝えられた。一方、上海万博には人気パビリオンに入場するほかにも、会場内の景観やサービスセンター、緑化エリアなど、見どころがたくさんあるとアピールし、万博が示す理念や機微にもっと触れてほしい、ゆっくり見て回ってほしい、などと呼びかけた。

 写真は「日本市民」代表として、上海万博「チケット第1号」を受け取る山田さん。2009年4月11日撮影。(編集担当:金田知子)



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