ミハイロビッチ就任を後押しするスタンコビッチ
インテルのマッシモ・モラッティ会長は、レアル・マドリー指揮官に就任することが濃厚なジョゼ・モウリーニョ監督との関係に終止符を打つことに従事している。24日には同監督とディナーをともにしているが、会談後にモラッティ会長はモウリーニョ監督との関係が終わったと明かした。
一方で注目されるのが、モウリーニョ監督の後を継ぐ次期指揮官が誰になるかだ。インテルにはシニシャ・ミハイロビッチ監督の“スポンサー”が少なくない。同監督は24日、カターニアの公式サイト上で、今季限りで退任することを明らかにしている。
複数の選手たちはチームメートとしてミハイロビッチ監督とプレーした経験を持ち、彼のことをよく知っている。ここ数日、特にミハイロビッチ監督を後押ししているのが、同じセルビア人のMFデヤン・スタンコビッチだ。
1998年のラツィオ移籍でイタリアへ来たときも、ミハイロビッチ監督とチームメートだったスタンコビッチは、同監督と一緒にセリエA優勝を経験している。スタンコビッチはミハイロビッチ監督について、「僕にとって彼は兄のようなものなんだ。素晴らしいパーソナリティーを持っているし、挑戦を好む人だよ。まさにインテルにとって正しい人物さ」と述べている。