国際親善試合のキリン・チャレンジカップが24日、埼玉スタジアム2002で開催され、ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会に出場する日本と韓国が対戦し、日本は0−2で完敗した。

 日本は欠場した闘莉王(名古屋)に代わり、阿部(浦和)が中澤(横浜M)とセンターバックを組んで先発。試合は前半6分に朴智星(パク・チソン、マンチェスター・ユナイテッド)に先制点を許すと、後半ロスタイムには朴主永(パク・チュヨン、モナコ)にPKを決められた。

 ブラジル出身のサッカー元日本代表選手で、現在はビーチサッカー日本代表監督のラモス瑠偉さんは、25日の早朝にブログを更新。この日韓戦について「まず韓国のチームの素晴らしさをたたえたい。サッカーの事をよく知っている選手達。運動量にしても、それぞれが持ってる自信にしても、全てが日本より上。全員が一つになり、何よりも、国を背負って戦っていた」と評している。

 MF金正友(キム・ジョンウ、光州尚武FC)について「1対1に強く視野が広い、ミスも殆んどない。アジアNO1のボランチといってもおかしくない」と絶賛。そして得点を決めたパク・チソンについても、「ファイティングスピリットが凄く、プロフェッショナル。ボールを取られても最後まであきらめず追いかける姿勢に、久々に鳥肌がたった」と高く評価している。「試合運びも素晴らしい。こんな韓国を観て、思わず応援したくなった」と韓国代表のパフォーマンスに心が揺さぶられたようだ。

 一方、完敗を喫した日本代表については「それに比べ日本はいったいどうしたんだ?昔私達日本がもっていたもの、今日韓国の選手達がやっていた事が、なんにも出来ないで終わった。とにかく腹がたった。戦う選手はどこにいってしまったんだ?」と、怒りをあらわにしている。

 監督の采配(さいはい)や各選手についても指摘し、特にMF本田圭佑に対しては「本田はTVのインタビューで言ってる事と、今日ピッチでやってる事が全然違う。これからの日本のサッカー界をひっぱっていくと言われてる彼が、なんであんな長い間ピッチを歩いているのか・・・。がっかりした。とにかく本番では 本来の彼を観せてもらいたい」とつづっている。

 またラモスさんは、今の日本代表について、「もう一度 やるべき事は何なのか確認しながら考え直せ。今日の試合のビデオ 見直せよ。韓国の選手達のプレー見ろよ。答えが全て詰まってるんじゃないの? 日の丸背負って戦う事の意味を思い出せ」と苦言を呈している。

 しかし、ラモス瑠偉さんは「ただまだ俺はあきらめていないぞ。絶対このまま終わらないと信じてる。もう一度立ち上がってくれると信じているぞ」と、今後の展開に大きな期待を込め、エ−ルを送っている。

 ラモスさんは、この日のブログを早朝に更新した理由について、日本代表チームの試合内容に立腹し、寝付けなかったためだとしている。(編集担当:李信恵・山田武志)



■最新記事
W杯前の日韓戦、韓国の許監督「ベストメンバー投入しない」
サッカーW杯、日本の司令塔・中村俊輔「チームを引っ張らなければならない」
サッカーW杯日本代表「4強への夢を成す、精鋭23人」−韓国メディア
【仏国ブログ】サッカーW杯・フランス代表発表「外す選手を選んだ」−仏監督
石原真理、玉置浩二にブログで反論と決別「自分の道を自分の為に進む」