ラツィオは18日のセリエA第34節で、ローマとのダービーに1−2で敗れている。初のローマダービーを落とし、エディ・レーヤ監督は悔しがっているだろう。ラツィオはダービーに負けただけでなく、降格ラインとも3ポイント差に迫っている。

心身ともにボロボロの状態で試合を終えたレーヤ監督は、ローマのキャプテンであるFWフランチェスコ・トッティを非難している。トッティは試合後、両手の親指を下に向けるジェスチャーを繰り返している。

「試合後のことは残念だ。トッティは重要な選手であり、ああいうことは避けるべきだからだよ。彼がやったことは10試合の出場停止に値する。ウチの選手たちも間違いを犯したが、挑発した方をより非難すべきだ。こういう姿勢は礼儀正しくない。試合に勝って、自分たちのファンの下に行き、両手を上げて勝利を祝うんだったら構わない。だがあのジェスチャーは、間違いなく非難に値する」

さらに、レーヤ監督はFWルカ・トーニに対しても、次のように批判の言葉を突きている。

「私は彼のことをよく知っている。ヴィチェンツァで彼を起用したのは私だからね。あのフィジカルを利用し、うまくボールを守ることができる。だが、今夜の彼はファウルをとってもらえなかった。それで彼は、素晴らしい倒れ方をするという力を見せてきたんだ。一部の選手がほかの選手たちよりも守られていると考えさせられてしまう」

レーヤ監督の怒りは収まらないようだ。同監督は次のように続けた。

「我々が敗北に値しなかったからだよ。PKを決めて、2−0としていれば、勝ったとは言わないが、こんな終わり方にはならなかったはずだよ。前半の我々は試合を支配したんだしね。いくつかのエピソードが不利に働いてしまった。我々はそれでチャンスをつくれなかったんだ。彼らはPKとFK一つずつで試合に勝った。今年がローマの年なのは明らかだよ。すべてがうまくいくんだ。だが、我々はすべてがうまくいかなかった。例えば、(PKを外したセルジョ・)フロッカリは昨日、PKの練習をしていたんだ。中央に蹴ってはいたが、もっと高い位置だった。10センチだけ高ければ、GKは届かなかったんだよ。ああいう瞬間では、何より冷静さが必要となるんだ」

「(フェルナンド・)ムスレラと(ステファン・)ラドゥはトッティを見て、彼に向かっていき、いさかいが起きた。ウチの選手たちが反応してしまったのは間違いだったのだが、どういう結果になるかは見てみよう。審判たちが判断する上で善意を持ってくれることを願っている」

選手たちへの処分があるかどうか、スポーツ判事の決定を待つラツィオだが、一方で次節ジェノア戦ではDFグリエルモ・ステンダルド(鼻を骨折して手術)、MFクリスティアン・レデスマ(退場)、DFアレクサンダー・コラロフ(警告累積)で欠場することが確定している。