13日の記者会見に応じたミランのレオナルド監督は、マンチェスター・ユナイテッドに0−4と大敗し、チャンピオンズリーグ(CL)から敗退したことについて、次のように語った。

「0−4という結果を考えれば、ミスはたくさんあった。だが、インテル戦での0−4とは異なるものだよ。あのダービーでは、チームにアイデンティティーがなかった。マンチェスターでの試合では、我々もトライしたんだ。だが先制点を喫してしまった。それからは次々と連打となり、ボクシングの試合のようだった」

イタリア勢でCLに残っているのは、火曜にチェルシーとのセカンドレグを控えるインテルだけとなる。レオナルド監督はインテルとチェルシーのファーストレグの前に、友人のカルロ・アンチェロッティ(チェルシー監督)を応援すると話していた。だが今、考えは変わったようだ。UEFAランキングでイタリアがドイツに抜かれるのを避けるためである。

「このUEFAランキングが本当に厄介なものとなり始めている。イタリアのビッグチームが一つ、CLから出なければいけないんて、考えられないよ。カルロのこととかはすべて別にして、おそらく私はインテルが勝ち進むことを望んでいる」

なお、レオナルド監督はブラジル代表の指揮を執る可能性も報じられているが、「私は今からシーズン終了までの11試合についてだけ考えている。それ以外のことは考えていないし、何も知らない」とコメントしている。