「珍名馬主」と聞いて競馬ファンの方が一番初めに思いつくのは、間違いなく「オレハマッテルゼ」「エガオヲミセテ」「ワナ」などでお馴染みの小田切有一氏だが、今年はもう一人、小田切氏とともに「珍名」で話題をさらいそうな馬主が現れた。

それが、「シゲル○○○○○○」でお馴染みの森中蕃氏だ。森中氏といえば、毎年「○○シリーズ」とでも言うべきか、何かにちなんだ馬名を付けている。

例えば、現3歳世代だとシゲルモトナリ、シゲルタカウジ、シゲルアツヒメ、シゲルイエヤスなど「歴史上の人物シリーズ」。

現4歳世代だとシゲルカサギヤマ、シゲルキリガミネ、シゲルアサマヤマ、シゲルトカチダケなど「山シリーズ」。

現5歳世代だとシゲルエスペレ、シゲルキボウ、シゲルハスラット、シゲルフセルトなど「希望・願い・望みといった言葉を他国の言語に置き換えたシリーズ」といった具合にだ。

そして今年の2歳世代は、何と「役職シリーズ」になるというのだから驚いた。これだけではよくわからない方がほとんどだろうから、以下に予定されている主な馬名を並べてみた。

シゲルシャチョウ(社長)、シゲルセンム(専務)、シゲルリジチョウ(理事長)、シゲルリジ(理事)、シゲルブチョウ(部長)、シゲルフクブチョウ(副部長)、シゲルカチョウホサ(課長補佐)、シゲルカカリチョウ(係長)、シゲルシュニン(主任)、シゲルフクシュニン(副主任)、シゲルシテンチョウ(支店長)・・・・・・などなど。

その他に、
シゲルヒラシャイン(平社員)
シゲルマドギワゾク(窓際族)
シゲルペイペイ(ペーペー?)などといった、少々悲しくなるような馬名まで予定されている。

シゲルヒショ(秘書)は、牝馬なのかと思いきや牡馬だったり、狙っているのか狙っていないのかはわからないが「チーフ」ベアハート、コマンダーイン「チーフ」産駒が多かったり、気になる事は多々あるが、予定通りの馬名でデビューする事があれば、ファンの間で話題になりそうだ。世の中のサラリーマンの「いつかはきっと這い上がってやる!」という夢と希望を乗せて「ヒラシャイン」や「マドギワゾク」、そして「ペーペー」がGIの舞台で走る日が来るかもしれない。